朝日新聞に投稿したけれど、もう1週間近く経つのに載らないので没になったと信じて、ちょっと書き直してこっちに掲載。
9月4日の朝日新聞声欄に「教員免許講習の内容お粗末」との投稿が載りました。確かにお粗末な講習もあるのでしょうが、それをただ「いい加減な内容」と切って捨ててしまってよいのかどうかは疑問です。
中にははよい機会と捉え、普段は聞くことの困難な先生の講義を選ぶ方もあるでしょう。このため、最低限必要な18時間を超える講習を受講する場合もあるでしょう。余計な費用負担は大変でしょうが、自分で選んだ講義は面白いに違いありません。中には「こういう授業をしないように気をつけよう」と思う場面もあるでしょうが、それさえも糧にするべきと考えます。
受講者や開講する大学側の負担軽減や「いい加減な内容」の改善など、制度そのものはまだまだ見直しの余地があると思いますが、受講者もイヤイヤ受講するのではなく、積極的に制度を利用する態度が必要かと思います。