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『わたしの、領分。』観劇記

8月15日(土)に、シアター風姿花伝にて「わたしの、領分。」を観てきました。当然ですが、岡村いずみさん目当てです。来年は大河ドラマ「真田丸」にも出演ということで、ますますのご活躍が期待できるところですが、その辺りのことは別途。

開演30分前に開場。舞台には既に友寄蓮さんがいました。
白いテーブルクロスがかかった台の上に座っています。真っ白な台の上に真っ白な衣装の彼女。彼女がマジパンで、テーブル周囲に散りばめられたカラフルな原色とりどりの積み木はカラースプレーの様でした。ゆっくり動いています。視線を絡ませられないかとも思ったのですが、流石演技中だけあって……。周囲の観客はボクほどは彼女のことを見つめていない様子。もしかしたらボクにしか見えていない?そんなはずはないのだけれど、小劇場の観客席という、ボクにとっての非日常と彼女のこの世のものとは思えない美しさにそんなことを思わされてしまいました。
暗転し開演。場面はカウンセリングルーム。どうやら就学前の子どもとその親が来ている様子。
ちょこちょこ場面が変わるのだけれど、彼女は終演直前までずっとそこに座っていました。
場面が変わるごとに他の子どもの役になります。ダブルキャストが話題の公演でしたが、彼女に限っては一人何役だったのだろう?子どもの役だけではなく、もう一人の主演者の心の姿をも演じていました。
最後までそこに座っていると思っていた彼女が、最後に立ち上がったときには驚き、舞台から引けたときには舞台だけでなく僕の心にもぽっかり穴が空いてしまったような気がしました。

もう一人の主演は最上瑠南さん。
アスペルガーの雰囲気のある自閉症スペクトラムな感じの臨床心理士を好演。どこにでもいそうな人を演じていました。
そう、どこにでもいるのです。「わたしの、領分。」のテーマは自閉症等の発達障害を疑われる子どもを持った親の戸惑いと発達障害・学習障害・精神障害に対する社会の誤解と受け取りました。相談を受ける側もが何らかの障害を持っているという設定から、観るものに様々なコトを考えさせました。
ボク自身メガネがなかったら生活できません。そういう意味では視覚障害者……視覚障害スペクトラムです。自閉症傾向も認めますし、記憶力については学習障害も持ち合わせているのではないかと自らを疑っています。……認知症の方が近いかも?

開演前からの演出とキャストの皆さんの好演などから、観客すべてが舞台に引き込まれていました。
電話の音で終演となりますが、はっきりと終わらないのは、物語がそのまま現実の世界につながっているというメッセージだったのかも知れません。

お目当てのいずみさん。
細いです!ビックリしました。食べるのが好きなんじゃありませんでしたっけ?
役作りのために普段から節制しているのか、様々な稽古のために消費カロリーがものすごいのかのいずれか。
どちらにしても、舞台・銀幕のために努力している姿が、彼女を応援したくなる大きな要因です。
コワイ事務員の役と聞いていたのですが、キレた原因は嬉しかった。
「空喰いの橋」でやったような役も見てみたいです。

いずみさんとWebで放送をしている亀田梨紗さん。YではなくXを選んだのは彼女が出演していたから。
Web配信はなかなか見られないのです。ごめんなさい。
いやぁな感じのオトコと一緒に現れたとき、バッグにマタニティマークがついていました。離婚したんじゃなかったっけ?誰の子!?
終演後に、ホンのちょっとだけ言葉を交わしていただきました。「いずみちゃんのファンの?」と覚えていてくださったのには驚き。岡村さんをオッカケているのを、岡村さんに嫌がられているのだろうなぁなどと……。
ジュンコとリサリサを久し振りに見ました。いいねぇ、かめりさも。

センパイ役の江幡朋子さん。あんな同僚がいたら和みます。そして、あのセンターには実際にいそう。
ザ・メールボーイの岡田昌宜さん。如何にもって感じ。終演後にハグしちゃいました。ものすごく真剣に役作りに励んだと伺いました。
奥村凜さんは怖かった。岡田さんは枠外の採用ということでした。それだけに、その岡田さんにつけ込む辺りが怖かった。コワイ女を好演。ご本人も怖いヒトかと思ってしまいました。(本当のところは??)
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by N-_-10 | 2015-08-16 20:00 | つぶやき | Trackback | Comments(1)

2015年07月の読書

2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:639ページ
ナイス数:23ナイス

目でみることば 有頂天目でみることば 有頂天感想
タヌキの表紙が可愛らしくてジャケ借りしました。千鳥の写真も足が可愛らしかったです。苦労して撮影したと思われる写真が沢山。企画の発想と写真と文章と、どれも素晴らしいです。ボクも目白押しの写真に挑戦したいと思います。シリーズの別の本も読みたいです。「2階から目薬」や「蛍雪の功」の写真はどんなふうに撮るのかな?
読了日:7月4日 著者:おかべたかし,山出高士
月と雷 (中公文庫)月と雷 (中公文庫)感想
表紙と帯コピーにほのぼのとしたお話しを想像して購入。半ば以降は宮本輝を連想してしまいました。貧困の連鎖をどこで断ち切ることができるか?やはり、これの「実現は、根本において教育の力にまつべきもの」であろうか?教育予算の拡充と、児童福祉予算の拡充を強く求める。(とか言いたくなります)
読了日:7月5日 著者:角田光代
人生に疲れたらスペイン巡礼 飲み、食べ、歩く800キロの旅 (光文社新書)人生に疲れたらスペイン巡礼 飲み、食べ、歩く800キロの旅 (光文社新書)感想
@MiUKi_None さんの著書。傷口から人生、ひかりのりゅうに続いて、氏の著書は3冊目。ものすごい文章の力を感じた。巡礼に行きたくなった。黛まどかさんの本でも「傷口……」でもここまでは思わなかった。なぜだろう?「傷口……」にも書いてあったかも知れないけれど、p.133の「ライオンに会ったら逃げるよ!でもネコなら逃げない」は多くの友達と分かち合いたい。「Take your time」も大切。まだ小説は読んでいない……早く読みたい。
読了日:7月20日 著者:小野美由紀
大田堯・寺脇研が戦後教育を語り合う―この国の教育はどこへ向かうのか大田堯・寺脇研が戦後教育を語り合う―この国の教育はどこへ向かうのか感想
@ken_terawaki さんと大田堯さんの対談。こういう歴史があって今があるのだとわかった感じ。寺脇さんが上司だったら面白く仕事ができるだろうなぁとか、現行教育基本法の違憲立法訴訟をだれかが起こしてくれないかなぁなどと。p.126で大田さんが「国旗と国歌には微妙な違いを感じ」ているとおっしゃっている。経験や立場は違うけれど、ボクも違いを感じている。p.120辺りの「内面支配」について。他の諸問題についてはよくわからないけれど、「内面支配」については絶対に謝罪すべきと認識。安倍談話には入らないだろうな。
読了日:7月20日 著者:大田堯,寺脇研

読書メーター
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by N-_-10 | 2015-08-09 20:55 | Trackback | Comments(0)