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2019年01月の読書

1月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2305
ナイス数:86

ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密 (岩波科学ライブラリー)ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密 (岩波科学ライブラリー)感想
小さいお子さんを持つ方が読むとよいと思います。平易な文章で読みやすいですし、発見が多いと思います。「は」と「ば」の関係には、この本を読むまで気付きませんでした。【質問】風+車→「かざぐるま」ですが、風邪+薬は?祖母は「かざぐすり」と読んでいました。ボクはこの読み方に違和感を覚えませんが、友人は「かぜぐすり」であろうと言って、支持してくれません。(まえがき参照)
読了日:01月03日 著者:広瀬 友紀
増山超能力師事務所 (文春文庫)増山超能力師事務所 (文春文庫)感想
そのうち「誉田哲也は5人いる」なんていう小説を誰かが書いてくれるんじゃないかな。誉田哲也氏は、本当に様々な話を、それも面白く書いてくれます。しかも深い!本書は短編連作。登場人物の人となりが徐々に明らかになってくる。増山圭太郎をいい加減な人物と思って読み始めてしまったが、読み進める内に、明美ちゃんのことと同様見直してしまった。(小説なのに)
読了日:01月03日 著者:誉田 哲也
アレグロ・ラガッツァ (朝日文庫)アレグロ・ラガッツァ (朝日文庫)感想
Euphoniumは「ユーフォニアム」ではなく「ユーフォニウム」の方が耳に合っているのは古い人間だからです。ごめんなさい。古い人間なので、高校生年代の高校生年代ならではの心の移ろいというかジクジクというはウジウジというか……、こんなのが懐かしくも大好き。決して戻りたいとかあの頃がよかったとかは思わないけれど。
読了日:01月03日 著者:あさの あつこ
砂漠 (実業之日本社文庫)砂漠 (実業之日本社文庫)感想
新潮文庫版も読まなくちゃ!(前にも書いたけれど)北杜夫等々同窓の方々の本も読まなくちゃ!北村の周りの4人+1人がみんな魅力的。自分自身はこんな学生生活ではなかったな。のんべんだらりと自堕落な生活をしていた。全然行動していなかった。反省させられるばかり。434ページの鳩麦さんの台詞には同感。常々そう思っている。497ページの学長のオアシス発言にも共感できる。なのに、時々大学生時代のことを夢に見るのはどういうことだろう。
読了日:01月03日 著者:伊坂 幸太郎
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)感想
湊かなえ氏らしいドロドロした恐い短編集。視点を変えるということの重要さがよくわかる。あぁ恐い。
読了日:01月03日 著者:湊 かなえ
家康、江戸を建てる (祥伝社文庫)家康、江戸を建てる (祥伝社文庫)感想
5編収録。「流れを変える」だけをもっともっと書き込んで、それだけで1冊にして欲しかった。それぞれ面白いのだけれど、もっとページを費やした深く詳しい話を読みたかった。それぞれのエピソードが面白かっただけに、消化不良。残念。お正月特番では、どの様に映像化されるのだろう?
読了日:01月03日 著者:門井慶喜
透き通った風が吹いて (文春文庫)透き通った風が吹いて (文春文庫)感想
冒頭の2ページ半の夢、こういった夢を見られるほど打ち込んできた証拠。自分が見る夢もそういうものであって欲しい。栄美と渓哉の恋、里香と淳也の恋、どちらも年齢相応な感じでステキ。美作、行ってみたいな。
読了日:01月06日 著者:あさの あつこ

読書メーター

by N-_-10 | 2019-02-05 05:06 | Trackback | Comments(0)


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