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2019年の読書

2019年の読書メーター
読んだ本の数:59
読んだページ数:16578
ナイス数:674

ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密 (岩波科学ライブラリー)ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密 (岩波科学ライブラリー)感想
小さいお子さんを持つ方が読むとよいと思います。平易な文章で読みやすいですし、発見が多いと思います。「は」と「ば」の関係には、この本を読むまで気付きませんでした。【質問】風+車→「かざぐるま」ですが、風邪+薬は?祖母は「かざぐすり」と読んでいました。ボクはこの読み方に違和感を覚えませんが、友人は「かぜぐすり」であろうと言って、支持してくれません。(まえがき参照)
読了日:01月03日 著者:広瀬 友紀
増山超能力師事務所 (文春文庫)増山超能力師事務所 (文春文庫)感想
そのうち「誉田哲也は5人いる」なんていう小説を誰かが書いてくれるんじゃないかな。誉田哲也氏は、本当に様々な話を、それも面白く書いてくれます。しかも深い!本書は短編連作。登場人物の人となりが徐々に明らかになってくる。増山圭太郎をいい加減な人物と思って読み始めてしまったが、読み進める内に、明美ちゃんのことと同様見直してしまった。(小説なのに)
読了日:01月03日 著者:誉田 哲也
アレグロ・ラガッツァ (朝日文庫)アレグロ・ラガッツァ (朝日文庫)感想
Euphoniumは「ユーフォニアム」ではなく「ユーフォニウム」の方が耳に合っているのは古い人間だからです。ごめんなさい。古い人間なので、高校生年代の高校生年代ならではの心の移ろいというかジクジクというはウジウジというか……、こんなのが懐かしくも大好き。決して戻りたいとかあの頃がよかったとかは思わないけれど。
読了日:01月03日 著者:あさの あつこ
砂漠 (実業之日本社文庫)砂漠 (実業之日本社文庫)感想
新潮文庫版も読まなくちゃ!(前にも書いたけれど)北杜夫等々同窓の方々の本も読まなくちゃ!北村の周りの4人+1人がみんな魅力的。自分自身はこんな学生生活ではなかったな。のんべんだらりと自堕落な生活をしていた。全然行動していなかった。反省させられるばかり。434ページの鳩麦さんの台詞には同感。常々そう思っている。497ページの学長のオアシス発言にも共感できる。なのに、時々大学生時代のことを夢に見るのはどういうことだろう。
読了日:01月03日 著者:伊坂 幸太郎
ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)感想
湊かなえ氏らしいドロドロした恐い短編集。視点を変えるということの重要さがよくわかる。あぁ恐い。
読了日:01月03日 著者:湊 かなえ
家康、江戸を建てる (祥伝社文庫)家康、江戸を建てる (祥伝社文庫)感想
5編収録。「流れを変える」だけをもっともっと書き込んで、それだけで1冊にして欲しかった。それぞれ面白いのだけれど、もっとページを費やした深く詳しい話を読みたかった。それぞれのエピソードが面白かっただけに、消化不良。残念。お正月特番では、どの様に映像化されるのだろう?
読了日:01月03日 著者:門井慶喜
透き通った風が吹いて (文春文庫)透き通った風が吹いて (文春文庫)感想
冒頭の2ページ半の夢、こういった夢を見られるほど打ち込んできた証拠。自分が見る夢もそういうものであって欲しい。栄美と渓哉の恋、里香と淳也の恋、どちらも年齢相応な感じでステキ。美作、行ってみたいな。
読了日:01月06日 著者:あさの あつこ
ノワール-硝子の太陽 (中公文庫)ノワール-硝子の太陽 (中公文庫)感想
東さんの人間味のあるところを見せられました。東さん、ステキです。麻尋さん、その後大丈夫かな。
読了日:02月03日 著者:誉田 哲也
学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる!  公立名門中学校長の改革 ―学校の「当たり前」をやめた。 ― 生徒も教師も変わる! 公立名門中学校長の改革 ―感想
発売日に購入したのに、読了はつい先日でした。間もなく「「目的思考」で学びが変わる」が出てしまいます。こっちも時間がかかるかな。知らない方はボスマネによって改革したと思うかも知れないけれど、上からの強制でできるようなことではない。第4章にある。工藤先生は課題の共有から始めている。どこでもできることではない。課題を感じる・見つける職員を育て、発言できる雰囲気でなくてはならない。ソフトを変えてもOSが対応していなくてはダメってこと。p.205「昔の学校を思い出すこと」……う〜ん、難しい。でも、諦めない。
読了日:02月09日 著者:工藤 勇一
みかづきみかづき感想
NHKでドラマ化。それをきっかけに借りて読みました。買って手元に置きたい本。僕は一郎になりたい。1章から7章は、8章のための序章ではないかと思わされるくらい。史実と一致しているかどうかについて、僕は未検証。スホムリンスキーを読みたくなりました。ググったら高いこと高いこと。本書やNHKドラマの影響か?
読了日:02月23日 著者:森 絵都
みかづき (集英社文庫)みかづき (集英社文庫)感想
昨夜、図書館で借りた本を読了。手元に置いておきたくて文庫で購入。斎藤美奈子さんの解説にも、「この章によって、『みかづき』ははじめて小説として完結する」とあります。↓に書いた感想をプロが上手く書いてくれた感じ。https://twitter.com/Hachi_bee/status/1099293189263917056↑に書かなかったこと。吾郎も千明も一郎も、そして国分寺も、子どもが「わかった」瞬間、変化する瞬間、変わっていくことが嬉しくてしょうがなさそう。よくわかる。教育の原点だな!
読了日:02月24日 著者:森 絵都
会議のマネジメント - 周到な準備、即興的な判断 (中公新書)会議のマネジメント - 周到な準備、即興的な判断 (中公新書)感想
「会議のマネジメント」とされているが、本書を読み進むにつれ、「学校の授業も会議である」と認識するようになった。そして、(いわゆる普通の)会議も授業もコミュニケーションの一形態であり、関係性が重要であることを実感できた。pp.160〜の節「コミュニケーションの内容と関係性」は、全ての教員に読んでもらいたい。
読了日:02月26日 著者:加藤 文俊
先生は教えてくれない大学のトリセツ (ちくまプリマー新書)先生は教えてくれない大学のトリセツ (ちくまプリマー新書)感想
イイ感じで読み進めました。高校生や大学生、探究活動の指導経験のない学校の先生に読んでもらったらいいかなぁ等と。TTCにはボクも参加してみたいくらい。(何曜日ですか?)残念なのは、p.152「年収は生き方の通知表?」辺り。「?」が付いている割には、年収こそ大事っていう書きぶりでした。この辺りから編集も力が尽きたのか、p.154では「大学生は五八二万人にいます」などと目立つ校正漏れ。前半は面白くて引き込まれたのですが、p.152辺りから興が冷めてしまって残念でした。
読了日:03月17日 著者:田中 研之輔
教員採用のカラクリ 「高人気」職のドタバタ受験事情 (中公新書ラクレ)教員採用のカラクリ 「高人気」職のドタバタ受験事情 (中公新書ラクレ)感想
共著者のお二方を存じ上げていますが、p.181「教員資格認定試験は受けねば損」の項はマユツバ的なものを感じました。教職を考えているのなら、大学2年生くらいまでに読んでおくとよいかも。
読了日:03月30日 著者:石渡 嶺司,新井 立夫
ふるさとを元気にする仕事 (ちくまプリマー新書)ふるさとを元気にする仕事 (ちくまプリマー新書)感想
本書で言う「ふるさと」は「ふるさと納税」と同じく自分の故郷を指しません。一言で言っちゃえば東京以外全て。半農半Xってありますが、Xを見つける以前に、農だって怪しい。田舎に行けばそうでも無いというコトですが……。ともあれ、「できたらいいな」「やってみたいな」が詰まっている、ワクワクしながら読める本でした。
読了日:03月31日 著者:山崎 亮
ニワトリは一度だけ飛べる (朝日文庫)ニワトリは一度だけ飛べる (朝日文庫)感想
オズの魔法使いを読みたくなります。モデルとなった事件があるようですが、寡聞にして存じ上げておりません。どなたか御教示くださいませんでしょうか。ゲリラ戦に勝利するって気持ちよさそうです。
読了日:04月07日 著者:重松 清
幼児教育と脳 (文春新書)幼児教育と脳 (文春新書)感想
著者は脳科学の専門家らしい。分野は認知神経科学。ボクには難しかった。基礎知識が足りなかったか?p.96の「好奇心がヒトの脳を進化させた」は種としてのヒトについて書かれているが、多分個人としても好奇心なしに成長はないのだろうなぁ等とも。第6章は、それまでの話題から乖離しているような気がしたが、それもボクの読解力の不足から来るものなのだろう。いつか再読するかも。幼児教育を志す娘が読んだら感想を聞かせてもらおう。
読了日:04月07日 著者:澤口 俊之
キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語感想
ビリギャル御本人 @sayaka03150915 の真実の物語。お母様のファンになりました。https://bookmeter.com/books/9501842↑も読まなくちゃ!「ビリギャル誕生秘話」だけでも立ち読みして!気に入ったら買って帰ったらいいと思います。坪田先生もスゴい方ですね。P.98辺りに書かれている勉強方法は、僕自身高校入学時にやった。中3の英語の問題集をGWに仕上げて自信を取り戻しました。p.226の校則の話はかなり納得。生徒が校則を作れたらもっといいとは思いますが。
読了日:04月07日 著者:小林さやか
浜村渚の計算ノート 9さつめ 恋人たちの必勝法 (講談社文庫)浜村渚の計算ノート 9さつめ 恋人たちの必勝法 (講談社文庫)感想
キューティー・オイラーってスゴく魅力的な女性と思っていたのですが、彼女と張り合う女性が出てくるとは!しかも、これら2人から思いを寄せられる男性がいたとは!数学ネタ的には「1を並べよ、並べよ1を」が面白かったかな。
読了日:04月30日 著者:青柳 碧人
たんぽぽ団地のひみつ (新潮文庫)たんぽぽ団地のひみつ (新潮文庫)感想
pp.441-442辺りの純平君とハヤトくんのやりとりが好き。撮影が行われていた頃の団地のコミュニティも好き。
読了日:05月04日 著者:重松 清
学校ハラスメント 暴力・セクハラ・部活動ーなぜ教育は「行き過ぎる」か (朝日新書)学校ハラスメント 暴力・セクハラ・部活動ーなぜ教育は「行き過ぎる」か (朝日新書)感想
@RyoUchida_RIRIS 氏の著書。学校教育活動にこれだけの危険・ハラスメントが潜んでいるとは驚き。学校の先生に休日を!ゆとり・余裕のある方に子どもを預けたい。(だから給料も上げなくちゃダメかな?)
読了日:05月04日 著者:内田 良
リベラルは死なない 将来不安を解決する設計図 (朝日新書)リベラルは死なない 将来不安を解決する設計図 (朝日新書)感想
@ideseminar 夢が沢山詰まっていました。明るい未来を見せてくれてありがとうございます。二大野党って面白いです。様々な意見をもっている人が、冷静に話し合える社会であって欲しいと思っています。せめて、SNSの世界だけでも……。
読了日:05月05日 著者:井手英策
教授だから知っている大学入試のトリセツ (ちくまプリマー新書)教授だから知っている大学入試のトリセツ (ちくまプリマー新書)感想
@KennosukeTanaka 氏の近刊。TTCに行ってみたいと「先生は教えてくれない大学のトリセツ」を読んだときに思ったのだが連絡先が不明であった。twitterで連絡を取ってもよいし、 ktanaka76@hosei.ac.jp にメールを送ってもよいのだと書かれていたので、近く挑戦するかも。高校生向けとの評が多いですが、高校の先生も読むとよいのでは?
読了日:05月07日 著者:田中 研之輔
プレイフル・ラーニングプレイフル・ラーニング感想
@nakaharajun 長い時間をかけてようやく読了。アンカンファレンス、面白そうです。「予定調和を超える場づくり」こんな形の発表会をデザインしてみたい。https://twitter.com/inamura_do/status/1115790573690994689
読了日:05月09日 著者:上田 信行,中原 淳
学問からの手紙:時代に流されない思考 (入門!ガクモン 人気大学教授の熱烈特別講義)学問からの手紙:時代に流されない思考 (入門!ガクモン 人気大学教授の熱烈特別講義)感想
@OKETA 氏の紹介で読んだ @ikiikilab 氏の近著。「全分野交流会」ってメッチャクチャ面白そうです。学問についてワクワクさせてくれます。頑張ろう!
読了日:05月15日 著者:宮野 公樹
行動経済学まんが ヘンテコノミクス行動経済学まんが ヘンテコノミクス感想
プレステのIQには楽しませていただきました。Eテレのピタゴラもカラスも好き。なるほど面白い本ができあがるわけだと納得。行動経済学ってありますが、心理学でもありますね。学問の境界なんか、どんどんなくなっていきますね。
読了日:05月21日 著者:佐藤 雅彦,菅 俊一,高橋 秀明
夢をかなえるゾウ3 文庫版夢をかなえるゾウ3 文庫版感想
待ちかねていた文庫版。分厚いですが一気に読めます。ありがたいアドバイスが沢山。p.228の「『仕事』は『お客さんを喜ばせる』ためのもんや。自分がええと思てへん物売ってもお客さんは喜ばせられへんで」は特に肝に銘じておきたい。この本を読んでお稲荷さんへ参拝しようと思った方は是非↓へ。http://shirasasa.or.jp/
読了日:05月25日 著者:水野敬也
ジャイロスコープ (新潮文庫)ジャイロスコープ (新潮文庫)感想
「この短編集は連作じゃないんだよなぁ……」と読み進めました。一つひとつみんな面白かったです。後半の方が好みかな。
読了日:06月02日 著者:伊坂 幸太郎
たった一言で印象が変わる大人の日本語100 (ちくま新書)たった一言で印象が変わる大人の日本語100 (ちくま新書)感想
https://www.facebook.com/infinity0105 @infinity0105 さんの著書。何冊目でしょう?職場に置いておいて、特に後半を機を捉えて若手に読ませたい。
読了日:06月07日 著者:吉田 裕子
ニコイチ幸福学  研究者夫妻がきわめた最善のパートナーシップ学ニコイチ幸福学 研究者夫妻がきわめた最善のパートナーシップ学感想
@Happymaeno さんと奥様の共著(と言っていい?)p.48のウィリアム・アイザックスの「コミュニケーションの基本」はありとあらゆる場面に共通すると思います。「傾聴する」「尊重する」「判断を保留する」「声に出す」を心がけようと思います。@natsuko_w さんとそのダンナさまのお名前も出ています。4人とも知り合い!それぞれの御夫婦とは別々に知り合いました。存じ上げている二組の御夫婦がつながっているっていうのも嬉しいです。
読了日:06月09日 著者:前野 隆司,前野 マドカ
深い学び深い学び感想
pp.150-159のcase8「質問と応答」小学校1年国語科。ここで実践された「これはなんでしょうゲーム」は質問力をもの凄く上げるものと思う。それぞれの発達段階・成長段階にあわせてゲームをアレンジして、広い年代で実践したらよいのではないかと思った。
読了日:06月20日 著者:田村 学
奥様はクレイジーフルーツ (文春文庫)奥様はクレイジーフルーツ (文春文庫)感想
一つひとつにフルーツの名前を盛り込んだタイトルの短編集。かわいらしいのですが、奥付に「初出『オール讀物』」とあるのに気付き、ちょっとビビりました。中身は概ね予想どおり。男性にとって都合のイイ感じ。女性がみんなこんなだと思われたら大変なことになりそうです。もちろん、こんな女性も沢山いるとは思いますが。
読了日:06月27日 著者:柚木 麻子
幸福のパズル (講談社文庫)幸福のパズル (講談社文庫)感想
書誌的には771ページの大作。ですが、すぐに引き込まれ一気に読了しました。折原作品には悪人は出てこないので安心して読むことができましたが、それでも「例外か?」とドキドキする場面がいくつか。ジェットコースターに乗せられたような展開。作者と登場人物を重ねてしまい、小説ではなくノンフィクションではないかと思ってしまうことも。逗子・葉山に遊びに行きたいです。舞台のホテルは現実には存在せず、森戸のデニーズも既になく、小説とは関係ないけれど渚橋のデニーズもなくなっちゃっているので、聖地巡りができないのは残念。
読了日:06月27日 著者:折原 みと
考える日本史(河出新書)考える日本史(河出新書)感想
書店で平積みになっている物を、著者の名前とタイトルに惹かれて購入。引き込まれて読みましたが、「考える」というよりも(本郷先生が)「考えた」日本しって感じでした。読了は数日前、本も今は手元にないので、具体的にページや部分を指し示すことはできないのですが、並行して読んでいる(先に読み始めた)朝日文庫の「安倍三代」と一緒に読めてよかったと思う部分があった。
読了日:07月06日 著者:本郷和人
優しい音楽<新装版> (双葉文庫)優しい音楽<新装版> (双葉文庫)感想
10年ほど前に出ていた本を読み損なっていたようです。心温まる短編3つ。幸せな未来を予感させられます。……タイムラグの深雪さんはどんな幸せを掴むのか想像できないけど。
読了日:07月14日 著者:瀬尾 まいこ
それからの御殿場線物語: 〝富嶽の花道〟の役者たち (MyISBN - デザインエッグ社)それからの御殿場線物語: 〝富嶽の花道〟の役者たち (MyISBN - デザインエッグ社)感想
御殿場線の歴史を詳細に教えてくれる本。とは言え、やや鉄道車両に偏り、沿線の歴史は置いてきぼりにされている感は否めない。先細りのローカル線と思っていたけれど、明るい将来が待っているのではないかと予感させられる読後感であった。
読了日:07月14日 著者:飯田 隆幸
きみの町で (新潮文庫)きみの町で (新潮文庫)感想
道徳の本みたいって思いながら読みました。「こども哲学」と聞いて納得。僕にとって「道徳」ってよく考えることなんだな。などと。一編一編に考えさせられます。
読了日:07月20日 著者:重松 清
日本国憲法 大阪おばちゃん語訳 (文春文庫)日本国憲法 大阪おばちゃん語訳 (文春文庫)感想
良書。読み易く引き込まれ、憲法の勉強になります。しかし、大阪弁(?)で書いてある意味はあんまりないと思います。
読了日:07月20日 著者:谷口 真由美
黄泉がえり again (新潮文庫)黄泉がえり again (新潮文庫)感想
ようやく読み始めることができたと思ったらあっと言う間に読了。p.410の美衣子の言葉は、みんなが知っているけれどなかなか実践できないこと。p.368からの室底敦士の取材ノートより編集②には母の愛の深さを感じる。p.130の「どちらの部署が分析を担当するかなんて、決まっていません。しかし、何処かの部署がやらなきゃならないなら、やるべきと信じた部署が早く動きます」は自戒をこめて職場の仲間とシェアしたい。
読了日:07月22日 著者:梶尾 真治
安倍三代 (朝日文庫)安倍三代 (朝日文庫)感想
しばらく前に読了していたけれど、参院選投票日までは感想を公開できないと思っていた。安倍晋三さんは人がいいだけのお坊ちゃまだということが書かれていました。安倍寛さんはスゴい人だったらしい。安倍晋太郎さんは……結局は岸さんの娘婿だったということか?著者は一生懸命持ち上げて(晋三さんとコントラストをつけようとして)いたけれど。
読了日:07月22日 著者:青木 理
政治の絵本―現役東大生のお笑い芸人が偏差値44の高校の投票率を84%にした授業政治の絵本―現役東大生のお笑い芸人が偏差値44の高校の投票率を84%にした授業感想
@nanatakamatsu 氏によるティーンエイジャー向け(と思われる)本。ルビが沢山振ってあり好感が持てる。人狼ゲームはわからん。4時間目の逆転投票シミュレーションは、ルビを必要とするような読者に理解できるかな?そのための人狼ゲームなのかな。
読了日:08月13日 著者:たかまつ なな
スクープのたまご (文春文庫)スクープのたまご (文春文庫)感想
文春砲の舞台裏を垣間見た感じ。短編連作として読めるので、取っ付き易い。流石「本の周辺小説に関しての信頼と実績」の大崎梢、大変楽しく、そして登場人物に感情移入して読むことができました。主人公の成長も嬉しい。爽やかな読後感でした。
読了日:08月25日 著者:大崎 梢
I love letter アイラブレター (文春文庫)I love letter アイラブレター (文春文庫)感想
引きこもり青年にこんな変化が起きるとは!男の子の成長には母親の弟が大切(コペル君のおじさんもそうだ!)と言われているけれど、母親の妹もなかなかいい味を出すじゃないですか。むぅちゃんと会ったらボクも恋に落ちてしまいそうです。
読了日:09月06日 著者:あさの あつこ
地域協働による高校魅力化ガイド: 社会に開かれた学校をつくる地域協働による高校魅力化ガイド: 社会に開かれた学校をつくる感想
様々な実例が掲載されているので、読む人それぞれが関係する学校で何らかの応用ができそうです。
読了日:09月14日 著者:
まなの本棚まなの本棚感想
芦田愛菜さんはしっかり読書をしてきたのだろうと思う。沢山の本にきちんとコメントしている。ボクには到底真似できない。この本を読書ガイドとして、芦田愛菜さんの読んだ本を追いかけてみようかとも思う。それはそれで面白そうだ。この本、先日駿河台下の三省堂で初版第一刷が平積みされていた。ならば他の本屋でも?と思い、そこでは買わずに地元で何件か回ったけれど、置いていないか、あっても二刷か三刷。諦め書けていたのだけれど、結局AEONの未来や書店でゲット。きっと縁がある!
読了日:09月19日 著者:芦田 愛菜
ソーシャルデザイン実践ガイド――地域の課題を解決する7つのステップソーシャルデザイン実践ガイド――地域の課題を解決する7つのステップ感想
職場で借りた本。みんなに読んでもらいたいので、見出しを中心に斜め読みして早く返す。写真や挿絵がきれい。CaseStudyは特に面白かった。1940年に出版されて1988年に邦訳されたというジェームス・W・ヤングの「アイデアのつくり方」を読んでみたい。ボクにとっての森は、今の職場だと思った。自分の仕事は職場で働き方のデザインをすることなのだろうと認識できた。
読了日:09月22日 著者:筧 裕介
人口減少×デザインーー地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える。人口減少×デザインーー地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える。感想
https://bookmeter.com/reviews/84058581 ←同様。早く返す本。小田原市ほか3都市が「独身女性たくさん型」としてあげられている。独身男性はこれらの都市へ!
読了日:09月22日 著者:筧 裕介
麹町中学校の型破り校長 非常識な教え (SB新書)麹町中学校の型破り校長 非常識な教え (SB新書)感想
SB新書のターゲットとする読者層がどのようなものかは知らないが、きっとそれにあった書き方なのだろう。工藤先生が、普段から対象にあわせて話し方を変えていることが想像できる。全国の好調が工藤先生に続いてくれたらいいな・
読了日:10月20日 著者:工藤 勇一
なぜか、やる気がそがれる 問題な職場 (青春新書インテリジェンス)なぜか、やる気がそがれる 問題な職場 (青春新書インテリジェンス)感想
研修で薦められた本。自分自身にも双方の立場での心当たりがある。きっと本書を紹介してくれた講師もそうであったろう。多分、こういった本は職場の全員が目を通すとよい。自分と違う立場の者の発言・受け取り方は互いにわかっているはずと思い込んでいるかも知れない。思い込みは事故の素。とは言え、「読め」というのも本書の精神からすると……。職場に置いておけば誰かが読んで、いつかはみんなが読んでいるっていうような職場ができたら……きっとその職場にはやる気が満ちあふれているだろうな。
読了日:10月20日 著者:見波 利幸
理系女子的生き方のススメ (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)理系女子的生き方のススメ (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)感想
「はじめに」に書き尽くされているような気がします。男女関係ない!そもそも「理系・文系」ってなんだ?旧制高校の制度が現代の考え方に今も大きく影響を与えていると再認識。どんな世界が理想か。僕はその実兼のために何ができるか。
読了日:10月20日 著者:美馬 のゆり
保健室のヨーゴとコーチ 県立サカ高生徒指導ファイル (光文社キャラクター文庫)保健室のヨーゴとコーチ 県立サカ高生徒指導ファイル (光文社キャラクター文庫)感想
↓の記事を見て購入。シリーズ第一作?続編が楽しみ。https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2082793561822000&set=a.126216610813048&type=3&theater
読了日:10月22日 著者:迎 ラミン
残念な教員 学校教育の失敗学 (光文社新書)残念な教員 学校教育の失敗学 (光文社新書)感想
指摘は「ごもっともである」と同意できないわけではない。しかし、これだけの指摘を一度にされたら潰れちゃう。(p.146「アドバイスは多くて二つ」参照)また、「発問と質問」(p.124)について違和感を覚えたのでググったところ、文科省のページがヒットした。( http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/002/003/002/004.htm )ここに書かれていることと本書に書かれていることは違っている。学会とは養護が違うのかな?おっと字数が足りない。
読了日:11月13日 著者:林 純次
ぬくもり伝えて―「脱・進学校」山手の丘の実践 (わが人生)ぬくもり伝えて―「脱・進学校」山手の丘の実践 (わが人生)感想
#聖光学院中学校高等学校 校長の工藤先生の著書。神奈川新聞に連載されているときから断続的に読み、大変惹きつけられた。今回、まとめて読むことができ、知らなかった工藤先生の魅力に気付かされた。いつかゆっくりとお話しを聴き、お教えを乞いたいと思った。
読了日:11月13日 著者:工藤 誠一
ファミリーデイズ (集英社文庫)ファミリーデイズ (集英社文庫)感想
なんてステキな御家族でしょう。そして、教育界から瀬尾先生を失ったのは大変大きな損失。でも、この本を読んで「先生っていいな」と思って教職を志す若者が増えてくれるかも?すっごい希望に溢れたエッセーでした。
読了日:11月17日 著者:瀬尾 まいこ
幹事のアッコちゃん (双葉文庫)幹事のアッコちゃん (双葉文庫)感想
「幹事のアッコちゃん」と「ケイコのアッコちゃん」に仕事の楽しみ方とタイムマネジメントを教わったような気になっています。事業を興して「祭りとアッコちゃん」みたいに、事業譲渡で大もうけしたいな。
読了日:11月24日 著者:柚木 麻子
雑談力が上がる話し方――30秒でうちとける会話のルール雑談力が上がる話し方――30秒でうちとける会話のルール感想
雑談っていいですよね。「仕事以外の話」って誤解している人が多いように思いますが、雑談が仕事につながるっていうこともあると気付かされる本。【反省】職場で「ストーブの暖房って本当に乾燥するのか?」っていう雑談が聞こえてきたとき、ついつい「それはね……」って介入して結論を出そうとしてしまった。せっかくの雑談の芽を摘むところでした。まだまだ本書の雑談精神が自分の習慣に染みついていません。修行を続けます!
読了日:12月07日 著者:齋藤 孝
えんたくん革命 1枚のダンボールがファシリテーションと対話と世界を変えるえんたくん革命 1枚のダンボールがファシリテーションと対話と世界を変える感想
第2章の誕生秘話にはドキドキワクワクしました。僕がえんたくんに出会ったのは直さんのワークショップ。まだえんたくんがえんたくんになったばかりのことだったのだと、この本を読んで知りました。先日、職場のワークショップでデビュー。半信半疑だった同僚がえんたくんの虜になりました。ウチの業界でどんどん広がっていく予感!
読了日:12月07日 著者:川嶋 直,中野 民夫
学び続ける力 (講談社現代新書)学び続ける力 (講談社現代新書)感想
私は学び続ける人を応援します。自分自身も学び続ける人でありたいと思います。教養のない人間にはなりたくありません。
読了日:12月07日 著者:池上 彰
ひらがなでよめばわかる日本語 (新潮文庫)ひらがなでよめばわかる日本語 (新潮文庫)感想
父の蔵書から。読んでいて、なにか暖かいもの、柔らかいものに包まれているような気になった。父はこの本を読んでどんなことを感じ、思ったのだろう。新聞連載の著者自伝も同時期に読んだため、大変興味深く読むことができた。バイバイ平成。
読了日:12月07日 著者:中西 進

読書メーター

by N-_-10 | 2020-02-11 05:57 | Trackback | Comments(0)


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