2021年の読書メーター読んだ本の数:70
読んだページ数:15210
ナイス数:503
海の友情―米国海軍と海上自衛隊 (中公新書)の
感想著者のお父上の著作と勘違いして購入。いい御縁をいただいた勘違いであった。再軍備・改憲を応援する立場からの側方支援のような一冊のように見受けられた。そういう意味ではちょっと敬遠したい。しかし、共に懸命な仕事をすることによって真の信頼関係が得られるのだということはしっかりと受け止めたい。また、p.272から掲載されている掃海部隊解隊式典での落合指揮官の話、特に2つめの「誇り」についての話に感銘を受けた。各人が各所で誇りを持って頑張れるような社会をつくっていきたい。
読了日:01月03日 著者:
阿川 尚之
「要領がいい」と言われる人の、仕事と勉強を両立させる時間術の
感想端から端までをじっくり読み込むのではなく、時々目次を開いて46あるキーフレーズの内そのとき気になったものを読むのが良いように思える。そういう読み方が「身の回りのムダを減らし」「仕事をしながら勉強時間を確保する」ことにつながると思う。一通り読んで、この本の内容からこの様に判断した。枕元に置いて時々開こう。行動が変容するか、何か結果が出るかはまだ先の話。
読了日:01月03日 著者:
佐藤 孝幸
45° ここだけの話 (講談社文庫)の
感想中条省平氏による解説を読んで更に納得。不思議な世界への誘いを受けた気分。夢を見ているとき、なんだか不条理な世界に迷い込むことがあるが、当にそんな感じだった。心地よい戸惑いが残った。「人間椅子」や「屋根裏の散歩者」の読後感に似ていたかも知れない。
読了日:01月03日 著者:
長野まゆみ
地域学をはじめよう (岩波ジュニア新書 927)の
感想流石ジュニア新書。中高生年代に読ませ、実践させたい。自分自身だって、リタイア後にやってみたくなる。シルバー世代に地域のことを研究する方が多く見られるのも納得。2章3章は事例集だけれど、1章で地域学とは何かの概論を述べ、4章で地域学を始めるに当たっての心構え等を述べている。自分にあったところを読み込めばいいのだろうけれど、僕の場合は、1章4章の別刷りがあったらいいなって思いました。
読了日:01月04日 著者:
山下 祐介
街場の親子論-父と娘の困難なものがたり (中公新書ラクレ (690))の
感想@levinassien 氏とお嬢様の往復書簡集。仲のよい[戦友]の様に感じました。若い人たちの共感圧力が強すぎるということはボクも感じていること。若草物語を読まなくてはならないと思わされた。おふたりのやりとりが段々自然になってきたのか、それともボクが読み慣れてきたのか、どんどんはまっていった。p.122の「気持ちよい動き」辺りからが特に面白くなってきた感じですが……残念ながら付箋が剥がれ落ちてしまってメモが……(もう一回、いつか読みます)そして、武蔵小山のスナックにも行かなくちゃ!
読了日:01月16日 著者:
内田 樹,内田 るん
きみと100年分の恋をしよう きみと手をつないで (講談社青い鳥文庫)の
感想@mito_orihara 氏の児童書。シリーズ第3巻。彼らと一緒に中学時代を過ごしたくなります。主人公カップル(!)ばかりでなく、周囲のガヤもステキです。第3巻は≪宿敵≫の女王様とも、≪彼≫とも距離が縮まりました。第4巻も楽しみです。
読了日:01月25日 著者:
折原みと
主よ、永遠の休息を (中公文庫)の
感想@T_Honda_E3 著。本棚を整理していたら2012年10月20日のレシートが挟まった同書が出てきました。出版直後に購入したまま未読放置だったようです。1980年代終わりにあった狂気な事件から題材を得ている様子。複雑な読後感。スッキリしたようなしなかったような。救いがあったのかなかったのか。解説にある「男性記者のシリーズ」もいいかも。
読了日:01月25日 著者:
誉田 哲也
聞く力―心をひらく35のヒント ((文春新書))の
感想先日、ご実兄の尚之氏のご著書を拝読したので、積ん読状態であった同書を手にしました。エスノグラフィー実践前にインタビューのコツを手っ取り早く掴みたいのなら本書はオススメかも。第30「相手のテンポを大事にする」はインタビュー云々よりもお年寄りとの会話に大切なことかも。老後のため、今からムスメを仕込んでおかなくちゃ!https://twitter.com/Hachi_bee/status/1345699934624833540
読了日:01月30日 著者:
阿川 佐和子
流行に踊る日本の教育の
感想この本を受けて、①この本の内容に対する反論②現場教員の声 などをまとめた本を年に1回くらいのペースで順繰りに出していったらどうだろう。20年くらい経ってから見直すと、なお面白いと思う。本書単発で終えるのはもったいないと思います。
読了日:02月13日 著者:
石井 英真,熊井 将太,川地 亜弥子,藤本 和久,赤木 和重
みらいめがね それでは息がつまるのでの
感想@torakare さんとは1年ほど前に直接お目にかかる機会を得、沢山お話しを聴かせていただきました。それまでは「名前を知っている」程度だったのですが、以来何冊かのご著書を購入。本書もその頃購入したもの。ようやく読めました。ヨシタケシンスケ氏の挿絵というかマンガというか「絵のコラム」が大変面白く、本文とのコントラストを楽しめました。連載を続けるにつれ脂がのってきた感じ。自分が読み慣れてきたせいなのかも知れませんが、後半の方がガンガン刺さってくる感じがしました。
読了日:02月19日 著者:
荻上チキ,ヨシタケシンスケ
ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せの
感想小学生向けの文章だけあって読み易く、すぅっと入ってくる。帯にある通り「大人も子どもも必読の本!」です。著者の持論を押しつけることなく、(多少は誘導するも)読者が考える余地を残している。著者が小田原市在住であるから「公園のおばさん」はあの方をモデルにしているのではないだろうかと……。僕も勇気を出してあの方に声をかけてみようか。
読了日:02月19日 著者:
井手 英策
安政五年、江戸パンデミック。~江戸っ子流コロナ撃退法の
感想半年程前に購入した本をようやく読了。ほっこりする話題を紹介してくれています。 @dankeitatekawa さんの高座を早く聴きに行きたいな。そう言えば、 @nKcaHkcLBQPV57H さんの「安政五年の大脱走」ってどんなお話しだったかな?
読了日:02月22日 著者:
立川談慶
コロナの時代の暮らしのヒントの
感想本書の内容をそのまま真似できない人は沢山いると思う。そのまま真似できる人はかなり恵まれた人。でも、そういう人向けの本だと切り捨ててしまっては著者の気持ちを踏みにじることになる。「そのままは真似できないヒント集」であることを覚悟した上でまえがきを読み、本署の立ち位置を理解した上で読み進めることを勧める。
読了日:02月27日 著者:
井庭 崇
99.9%は幸せの素人の
感想@Happymaeno 先生のご著書!と思ったら共著で、主著者は星氏でした。内容には満足。コーロングのくだり(p.211辺りから)など、有名な話しだけれど、職場でも本書をシェアして、多くの人に幸せになってもらいたいと思う。p.253のオマケは既に期間外?残念無念。
読了日:03月14日 著者:
星 渉,前野 隆司
横濱エトランゼ (講談社文庫)の
感想設定は面白かった。横浜の街を歩きたくなった。従姉は結局どうなった?善正は?馬車道イラストマップ、欲しいな。
読了日:03月28日 著者:
大崎梢
数学の自由性 (ちくま学芸文庫)の
感想繰り返す。「数学の本は紙と鉛筆を手元に置いて読まなくちゃ!」エッセーだからと行って侮るなかれ。「微分のことは微分で」という駄洒落のことは矢野健太郎氏の啓発本で知っていたが、本書にて原典に当たることができた。本書も購入してから大分経ってから読み始め、仮初めにも「読了」とするまでにも時間がかかった。「解析概論」を一緒に読もうということで25年前に結婚した連れ合いとは、まだ一度も一緒に読んでいないことに気が付いた。
読了日:04月11日 著者:
高木 貞治
「探究」する学びをつくるの
感想ハイ・テック・ハイの実践を紹介する本であった。facebookで「友達」の @aloooha00100 氏のお名前があちこちに出てくるのでビビってしまいました。スゴい方だったのね。ハイ・テック・ハイの様な「学習し、成長する組織」経営をしたいとの思いを強くしました。
読了日:04月11日 著者:
藤原 さと
駒音高く (実業之日本社文庫)の
感想七話連作。最終話のラストに涙。「娘のしあわせ」の娘のその後が気になる。
読了日:04月13日 著者:
佐川 光晴
真鶴 (文春文庫)の
感想センセイの鞄以来の川上作品。地名「真鶴」に引き寄せられて。夢の中で、現実のようなちょっと違うような不思議な世界を歩くような気分。真鶴の土地勘があったらまた違う読み方があったかも。祭についても、地の方なら感じ方が違ったかも。
読了日:05月03日 著者:
川上 弘美
ことばの発達の謎を解く (ちくまプリマー新書)の
感想2013年5月3日にご署名をいただいている。読了はかなり前なのだけれど、未登録だったために便宜的に5月3日にした。今井先生のゼミを頻繁に傍聴させていただいていたので、大筋はわかっていたつもり。第6章「言語が思考をつくる」には大賛成。「カワイイ」とか「ヤバイ」とかを多用すると、思考力が育たないと思う。また、汚い言葉を使っていると、思考も汚くなりそう。(本書にはそこまで書いていないけど)
読了日:05月03日 著者:
今井むつみ
池上彰の憲法入門 (ちくまプリマ―新書)の
感想わかりやすい!「わかりやすさの罠」にはまりそうなくらいわかりやすい。要注意。9条が話題の中心。第3章はあっさり流された感がある。
読了日:05月03日 著者:
池上 彰
文部科学省 「三流官庁」の知られざる素顔 (中公新書ラクレ)の
感想中公新書の「文部科学省」(青木栄一,2021年3月)が話題になっているので、 @ken_terawaki 氏の「文部科学省」(中公新書ラクレ)を手にした。とっくの昔に読了しているのだけれど、未登録だったので登録のみ。青木氏のものを読む際、横に置いておこうと思う。
読了日:05月05日 著者:
寺脇研
「よそもの」が日本を変えるの
感想NHKのアナザーストーリーズだっただろうか、男女雇用機会均等法の会に取り上げられていた著者( https://www.facebook.com/yumiko.kamada )に興味を持って購入。自分の職場でも「地域との協働」が取り沙汰されているので、勉強になる部分がないかと軽い気持ちで読み始めたのだけれど、自分自身が地域に溶け込んでいく覚悟を持たされたような気がした。また、ビジネスチャンスはまだまだあるのかな?などと。
読了日:05月05日 著者:
鎌田由美子
文系も理系もハマる数学クイズ100の
感想老母のボケ防止にちょうどイイ感じ。
読了日:05月25日 著者:
横山 明日希
文部科学省-揺らぐ日本の教育と学術 (中公新書 2635)の
感想寺脇研氏の「文部科学省」と比較。寺脇さんは内部から、青木さんは隣から見た文科省といった感じだろうか。重複する部分も視点の違いを感じる部分もある。p.168「『納得解』にもっていくスキルは見事なものである」p.187「文科省が目覚めた」は本当か?教育は国家百年の計と言うには、まだまだ扱いが軽いように感じます。本書の根拠からは目覚めたとは思えないし、「納得解」がナニモノであるかも疑問である。https://www.mext.go.jp/b_menu/kihon/what/005/w005_00.htm
読了日:05月25日 著者:
青木 栄一
地球星人(新潮文庫)の
感想ほのぼのとしたお話しを予感させる書き出しからは想像もできなかった。
読了日:05月25日 著者:
村田沙耶香
花は咲けども噺せども 神様がくれた高座 (PHP文芸文庫)の
感想@dankeitatekawa 氏の私小説?自伝的小説?考えさせられ、気持ちが温かくなる掌編5つ。錦之助の今後が楽しみです。著書について言えば、「立川流ってすごい」とまとめてしまいたいけれど……それはご本人に失礼か?立川流の昇進条件を満たすということがどれだけすごいことか、他の立川流の皆さんを見てもよくわかる。談慶師匠の高座、早く見に行きたい。
読了日:05月25日 著者:
立川 談慶
数学の学び方・教え方 (岩波新書 青版 822)の
感想このままでは6月の読書記録が0となってしまうので、読書メーターを始める前に読んだ本を取り出して再読⇒登録しようと考え、選んだのが本書。奥付から、大学1年生の時に購入したと思われるが美本。「繰り返し読む」ということはしなかったらしい。なので、事実上書読扱いでもいいかも。序章だけでお腹いっぱい。「2+3はどうせ5であろう」と考えている方が算数の初学者を指導するとどうなるか、考えただけで恐ろしい。ほぼ半世紀前に出版された本であるけれど、指導者を自認する方には是非(序章だけでも)ご一読いただきたい。
読了日:06月24日 著者:
遠山 啓
地獄の田舎暮らし (ポプラ新書 し 9-1)の
感想第1章には既視感を覚えた。田舎暮らしの本ならどれにでも書いてあることなのかコピペなのか?p.173「横浜のニュータウンなどに移住」したらよいという提案には同意。しかし、本書にある人間関係は「横浜のニュータウンなど」にもあるに違いない。結局は人間関係。物件選びのことについても、地元不動産業者と信頼関係を築かなくてはならないだろう。人間関係を円滑に構築できるだけの自分磨きと、地元に貢献できる自分の魅力化が必要か。Uターン希望だけれど、それだけに、だからこそ、心に留めておかなくてはならないと思う。
読了日:06月29日 著者:
柴田 剛
リフレイン (幻冬舎文庫)の
感想@nKcaHkcLBQPV57H シリーズ他作に比べ恐くなく、気持ち悪くもならなかった。馴れからか?とりあえず、マヅルカを聴き、P.329のお勧め順に再読することを決意した。
読了日:07月10日 著者:
五十嵐貴久
スクランブル 蒼穹の五輪 (徳間文庫)の
感想帯によると4年ぶりとのこと。随分待たされた。五輪にかけて4年ぶりなのか?東京五輪や新型コロナウイルスのことが取り上げられており、一気に執筆された印象。842ページの分厚い文庫だが、読むのも一気に。鏡黒羽二尉の神回と言っていいかも。依田二尉がp.629で登場して以来彼女にドキドキ。最後にあんなどんでん返しがあるとは、予想もしていませんでした。
読了日:07月13日 著者:
夏見正隆
被災弱者 (岩波新書)の
感想#岩波新書 興味の中心は第5章「子どもたち」であった。被災した学校がどの様に再開されるか/被災した学校をどの様に再開するかに関心を持っているのだが、残念ながら本書の焦点とは異なっていた。pp.109-128のわずか20ページであった。知りたいことは他書に求める。結局のところ重要なのは人間関係/コミュニティの構築。「被災するかも」と思ってのお付き合いは下心があるようでイヤな感じがするけれど、いつでも「お互い様」の気持ちを持って過ごしたい。役所には、平時に冗長性のある人員配置をし、有事に備えて欲しいと思う。
読了日:07月23日 著者:
岡田 広行
3手詰将棋 将棋パワーアップシリーズの
感想気力乏しいボクにはちょうどいいレベル。同じ著者に5手詰の本があったら挑戦しよう。
読了日:08月01日 著者:
高橋 道雄
クォリティスクール・ティーチャーの
感想@achibook 社刊。本書に出てくる学校の仕組みは素晴らしいものと思う。しかし、学校をPCのシステムに例えるとすると、現在の学校のOSを変えずに、本書の様なアプリケーションを走らせることはできないと思う。抜本的な改革が必要。@aokiachievement 氏がいつか設立すると言っている学校に期待。参画したい。
読了日:08月08日 著者:
ウイリアム・グラッサー
幼児教育と脳 (文春新書)の
感想前回読んだときには第二章に関心が及ばなかったが、今回は第二章の「性格も親に似る」にショックを受け、納得した。前回と今とで、僕自身にどういう変化があったのかが気になる。前回読了日は2019年4月7日となっている。
読了日:08月08日 著者:
澤口 俊之
神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜 (幻冬舎文庫)の
感想カバー絵と帯に惹かれて手にとってしまいそのまま購入。初鳴神響一。主人公が大変魅力的に書かれています。他の分野での続編が楽しみ。ローカル感溢れていると思ったら、どうやら作者は茅ヶ崎市にお住まいらしい。次は「SIS 丹沢湖駐在 武田晴虎」を読まなくちゃ!
読了日:08月08日 著者:
鳴神 響一
いつかの岸辺に跳ねていく (幻冬舎文庫)の
感想北上次郎氏の解説の通り「驚きと感動が待って」います。不覚にも、ラストでは涙を流してしまいました。フラットのラストでは「女の子はこうして突然結婚しちゃうんだよなぁ」と思いました。空振りの初恋の物語と認識してレリーフに進みました。不思議な雰囲気の書き出し。まったく違う話と思って読み進めると4ページ目に「徹子」登場。フラットが護視点、レリーフが徹子視点の話だと理解。フラットの「空振りの初恋」の理由が少しずつ明らかになり、空振りどころではない最悪の結末か思いきや、最高のハッピーエンド。心が温かくなります。
読了日:08月09日 著者:
加納 朋子
マスカレード・ナイト (集英社文庫)の
感想再読ではないはずだけれど、どこかで読んだような……?p.538のコンシェルジュと宿泊客とのやりとりは、客によるハラスメントに当たらないか?https://bookmeter.com/books/8151617https://bookmeter.com/books/8200702
読了日:08月13日 著者:
東野 圭吾
めだか、太平洋を往け (幻冬舎文庫)の
感想端々で目頭が熱くなります。これからのテンコ先生に期待します。商店街を舞台に続編かスピンオフを!p.240「子どもなら、自分の『正しさ』を一方的に押しつけることができる。だが、おとなになれば、『正しさ』の難しさがわかる」……わかる大人にならなくてはなりませんな。
読了日:08月16日 著者:
重松 清
できる人の人脈力のつくり方―すばらしい人脈ができる魔法の習慣の
感想本書から感じとったことは「人脈のメンテナンスは大切」ということ。普通の人間関係も一緒で、「友達」になったらそれでもう一生「友達」なのか……などと考えさせられた。不断の……とは言わないまでも、適切にお付き合いしなくてはならない。また、適切なメンテナンスをするためには、適切な断捨離も必要らしい。こっちは難しいな。致命的に人の顔と名前を一致させて憶えるのが苦手なので、pp.182-186辺りは実践が難しいが頑張る。
読了日:08月16日 著者:
高橋 幸輝
憲法への招待 (岩波新書)の
感想憲法を面白いものだと思える入門書。24の話題ごとに解説されていて読み易い。p.218に挙げられている「憲法の体系書」のウチ、樋口陽一氏の「憲法改訂版」(1998年、創文社)は読んでみようと思う。(←既読だったりして?)本書は2001年刊行だが、新版も出ているので、変わっている部分だけでも読んでみなくてはならないか?
読了日:09月11日 著者:
渋谷 秀樹
まずいラーメン屋はどこへ消えた?「椅子取りゲーム社会」で生き残る方法 (小学館101新書)の
感想高等学校の生徒募集を連想した。どの学校もが同じものをウリにできるはずがない。ブルーオーシャンを目指さなくては!捨てること、大切。
読了日:09月11日 著者:
岩崎 夏海
SIS 丹沢湖駐在 武田晴虎 (ハルキ文庫 な 13-7)の
感想僕にとって2冊目の @jnovel_org さん作品。 #山北 とか #丹沢湖 とかのキーワードに惹かれて購入。「聖地巡礼」のつもりはないけれど、舞台となった場所を確認しに行きたい欲求が……。北川館の様な旅館があったら、そして流行っていたらいいんだけどな。新シリーズとのこと。続編も買って読みます!
読了日:09月14日 著者:
鳴神 響一
解きたくなる数学の
感想@sato_masahicom 絶対に面白いと思って、リアル書店で見かけた瞬間に購入。こういう本に小中学生の頃に出会えたら幸せだろうな。(僕も、当時の同様の本に出会っていたはず)数学徒の後輩に一冊プレゼント。ヘンテコノミクスも大好物です。これから、佐藤雅彦氏のオッカケになるかも!https://bookmeter.com/books/3179279https://bookmeter.com/books/12422667
読了日:10月10日 著者:
佐藤 雅彦,大島 遼,廣瀬 隼也
大日本帝国の銀河1 (ハヤカワ文庫JA)の
感想リアル書店で1・2・3が並んでいるのを見かけた。林譲冶って仮想戦記の人?と、ハヤカワ文庫に並んでいることに違和感を覚え手にとって見たところ面白そう。とりあえず1巻のみを購入したところ一気に読めました。確かにSFです。長編になりそう。これから先の展開にドキドキワクワクです。
読了日:10月10日 著者:
林 譲治
大日本帝国の銀河 2 (ハヤカワ文庫JA)の
感想1巻読了後に2・3を購入。新キャラ、他国の対応など気になる展開。3巻も期待。
読了日:10月10日 著者:
林 譲治
あの夏、二人のルカ (角川文庫)の
感想ずっと積ん読状態だった。ようやく読み始めたら一気に。@T_Honda_E3 バンドとの相関は?爽快な読後感をもたらすラスト。@kenkenT 氏の解説は先に読んじゃダメ。2人のルカって誰だろう。瑠香ってタイトルに名前が出てくるような主要人物?佐藤久美子って?とにかく、誉田哲也氏の本は絶対に面白いという期待は裏切られたことがありません。
読了日:10月10日 著者:
誉田 哲也
子どもの算数,なんでそうなる? (岩波科学ライブラリー 302)の
感想@sugakujima 氏の著書、@hamakado_mamiko 氏の企画編集だそうです。こういった誤りを認知科学的側面から分析し、小学校の先生方と共有できたら素敵だと思います。https://booklog.jp/users/hamakado ←にある本、みんな面白そう。
読了日:10月10日 著者:
谷口 隆
きみと100年分の恋をしよう はじめて恋が生まれた日 (講談社青い鳥文庫)の
感想@mito_orihara 氏著。登録漏れ。児童書ですが、ボクが読んでも面白いです。
読了日:10月10日 著者:
折原 みと,フカヒレ
きみと100年分の恋をしよう 恋と友情のステップ (講談社青い鳥文庫)の
感想@mito_orihara 氏著。登録漏れ。児童書ですが、ボクが読んでも面白いです。
読了日:10月10日 著者:
折原 みと,フカヒレ
きみと100年分の恋をしよう きみと手をつないで (講談社青い鳥文庫)の
感想@mito_orihara 氏著。登録漏れ。児童書ですが、ボクが読んでも面白いです。
読了日:10月10日 著者:
折原 みと,フカヒレ
きみと100年分の恋をしよう 大人になりたい (講談社青い鳥文庫)の
感想@mito_orihara 氏著。シリーズ5作目。児童書ですが、ボクが読んでも面白いです。知っているところが沢山出てくるし、悪い人は出てこない。安心して読めるし、青い鳥文庫の想定読者にも安心して勧められます(当たり前)観覧車デートでトラブルが発生するのは既定路線。2人の間に恋のハプニングを起こさせないのは流石折原みと。V6の未成年の主張を思い出さされました。
読了日:10月10日 著者:
折原 みと,フカヒレ
航空自衛隊 副官 怜於奈2 (ハルキ文庫)の
感想@kuon_amata 氏のシリーズ2巻目。副官業務って大変だと思うのは1巻目と同様。斑尾玲於奈はどれだけ成長したのか?というのは野暮。実社会でも、人は失敗・経験を繰り返して少しずつ成長していく。副官的業務って、若い内に経験しておくべき業務だと感じる。我が社の人事がそうなっているかどうかは不知。
読了日:10月10日 著者:
数多久遠
降格警視 (徳間文庫)の
感想@Adachi_O1958 @adachib ジャケ買いというかタイトル買いというか……。堅苦しくなく、エロくなく、グロくなく、安心して読めました。徳間文庫既刊の「私人逮捕!」も読まなくちゃなりません。お二人の合作スタイルは?E・クイーン型か、初期の藤子不二雄型か、後期の藤子不二雄型か?後期藤子不二雄は合作とは言わないと思うけど。
読了日:10月26日 著者:
安達瑶
大日本帝国の銀河 3 (ハヤカワ文庫JA)の
感想オリオン集団の目的は何か?正体は?この外圧で戦争が回避されるのか?いつの間にか刊行されていた4巻に期待。
読了日:10月29日 著者:
林 譲治
マンガでわかる考古遺跡発掘ワーク・マニュアルの
感想フリーペーパーkokohadaの編集長にして「川のある街」の作者の手による遺跡発掘マニュアル。読むと発掘したくなる……のは僕だけかな?すごき引き込まれました。続編を書くのは難しそう。次は、別のお仕事に10年携わって、そのお仕事のマニュアル本?なわけはないっすね。
読了日:11月01日 著者:
今井 しょうこ
談志のはなし (新潮新書)の
感想最近、 @dankeitatekawa 師匠の本のオッカケ(生の高座は残念ながら未体験)をしているところ、横に並んでいた @tatekawa91 師匠の本にも手を出すことに。風マン……懐かしいっす。お二方のご著書を読み、談志は仏陀かキリストか、もしかしたらソクラテスか孔子かなとも思いました。弟子がその言葉を伝え広めているから。(談志は自身で言葉を残しているから違うか……)キウイ師匠、石の上にも16年半ですね。
読了日:11月01日 著者:
立川 キウイ
不器用なまま、踊りきれ。 超訳 立川談志の
感想p.41辺り:僕もものを作りたい。p.43から:守破離とか?第34節:こんな風に、原を立てない人間になりたい第42節:クリティカル・シンキングって粋だったのか
読了日:11月01日 著者:
立川談慶
大日本帝国の銀河 4 (ハヤカワ文庫JA)の
感想宇宙エレベータが登場。女性科学者(医師)も登場。金塊の処理の仕方は勉強になった。オリオン太郎の豹変は?オリオン集団は日本びいきなのか?ますますワクワクしてきました。
読了日:11月07日 著者:
林 譲治
デイ・トリッパー (徳間文庫)の
感想@kajioshinji3223 面白かったけれど難しかった。パラレルワールドもの?カジシンさんはパラレルワールドには手を出さず、TPを起こさせずに改修するものと思っていたのだけれど……。解説を読んで、機敷埜氏に注目すべく本棚を漁ることになってしまいました。
読了日:11月12日 著者:
梶尾真治
7分間SF (ハヤカワ文庫JA)の
感想30年ほど前に夢中になって読んだ草上仁。一昨年「5分」が、去年「7分」が刊行されていたことに全然気付かずにいた。偶然本屋で見かけ2冊同時に購入。久し振りに接したためか違和感を覚え、なかなか入り込めなかったけれど、段々とのめり込めた。再読したらまた違う感想を持つかも。30年ほど前の文庫も本棚に並んでいるから再読してみようかな。
読了日:12月04日 著者:
草上 仁
5分間SF (ハヤカワ文庫JA)の
感想「7分」に続いて読了。「7分」が11編だったのに対し、こちらは16編。久し振りの草上作品に馴れてきたことと数の多さで、こっちの方にお得感を覚えました。
読了日:12月04日 著者:
草上 仁
SIS 丹沢湖駐在 武田晴虎II 聖域 (ハルキ文庫 な 13-8)の
感想@jnovel_org 素敵なサンクチュアリ。思春期の憧れ。いいなぁ。Ⅲではいよいよ沙也香さんの事件に迫るのか?12月9日の細川春菜2も読まなくちゃならないし、大変だ。
読了日:12月04日 著者:
鳴神 響一
凜として弓を引く (講談社文庫)の
感想@aonokei 引かなくなって久しいけれど、弓人として。著者も弓を引くとのこと。初心者教室から始められたのでしょう。その辺りの描写が経験者視点の様に感じられました。285ページからの前田さんの意見には大賛成。そして、日常がお稽古だというのは、ボクが師と仰ぐ方の持論と一緒。ボクもその様にしたいと思いながら実践できないでいます。弓道に限らず、なにかに打ち込むつもりなら、日常の全てをそれに関連させて生活するくらいの覚悟が欲しい。国枝さんみたいに引き続けたい。p.144の「早矢」は残念。担当編集者は頑張れ!
読了日:12月04日 著者:
碧野 圭
私人逮捕! (徳間文庫)の
感想@Adachi_O1958 氏の「降格警視」に続き読了。( https://bookmeter.com/books/18639500 )発表とは逆順。本町二丁目の皆さんみんなが主人公となって一冊ずつ発表されたら楽しいな。次は「ぷりめーら」の麗子ママを主人公に!
読了日:12月12日 著者:
安達瑶
リエゾン(7) ーこどものこころ診療所ー (モーニングコミックス)の
感想@liaison_kokoro @yohoosum 昔はBookmeterで2アカウントを使っていて、一方にコミックの登録をしていたのだけれど、2つのアカウント切り替えが面倒臭くなってからは、コミックを省略していました。でも、このアカウントに全登録することに方針変更。リエゾンは、さまざまな社会問題を突きつけてくれる。その度に考えさせられる。第7巻は3エピソードだけれど盛り沢山。作者自身気付いていないかも知れないけれど、「何でも学校」っていう問題も描かれていました。
読了日:12月28日 著者:
竹村優作
グリーン・グリーン 新米教師二年目の試練 (徳間文庫)の
感想同シリーズ前作の印象が全然ないと思ったら、登録日が4年前でした。前半と後半でスピード感から雰囲気から何から何まで違う話みたい。真緑さんの恋は通奏低音。3年目の翠川先生はどう成長しているかな。次巻が楽しみ。豚はともかく、鶏を捌く経験は僕もしてみたいです。https://www.facebook.com/events/441510650907466/https://bookmeter.com/reviews/63456107
読了日:12月28日 著者:
あさのあつこ
少女礼讃の
感想やっと購入できました。¥3,500は流石に……。ページをめくるごとにモデルの表情が和らいでいくような気がするのは気のせい?@yukiao 氏の「ガールズフォトの撮り方」を並べて開き、じっくり読み進めたい。2年かけると髪は大分伸びるのですね。初期のショートカットよりも短い髪型の写真も見てみたいです。https://twitter.com/yukiao/status/1392782669499363331
読了日:12月28日 著者:
青山 裕企
髪は短し恋せよ乙女の
感想勢いに任せてこれも登録。先日 @aoyuki さんにサインをもらい損ないました。牛乳寒天なつみんさんは今どうしていますか?
読了日:12月28日 著者:
青山裕企
ネコとフトモモの
感想@yukiao 氏の写真集だから購入したもの。これも4年前。ノンブルが打たれていないから何ページなのかわからないけれど(数えません!)真ん中よりちょっと後ろ辺りの、ネコを足に挟んで背伸びさせている写真がお気に入りです。青山裕企氏は「そうだ。ネコを飼おう」と思った後、結局飼ったのでしょうか?
読了日:12月28日 著者:
青山 裕企読書メーター