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2024年11月の読書

11月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:640
ナイス数:32

しずかな日々 (講談社文庫 や 58-2)しずかな日々 (講談社文庫 や 58-2)感想
@Yazuki_Michiko 祭継続中。本当に「しずか」な日々でした。「夏は日中が長い。夕方がちっとも迎えにこない」など、本作にも素敵な表現が沢山。昔ボクが暮らした家には広い縁側があった。家を建てるなら、広くて日当たりの良い縁側と子どもの遊べる程度の広さの庭がほしい。果樹も植えたい。母さんはどの様に週刊誌をにぎわせたのだろう。「ぼく」の転職はその影響?押野のお姉さん、その後どうなったのかなぁ。
読了日:11月04日 著者:椰月 美智子
現場から考える 国語教育が危ない!──「実用重視」と「読解力」 (岩波ブックレット 1092)現場から考える 国語教育が危ない!──「実用重視」と「読解力」 (岩波ブックレット 1092)感想
「論理国語」とか「文学国語」とかの科目名は、「現代国語」「古典Ⅰ乙」などで育った者にとって却ってなんのこっちゃっていう感じ。英語の「論理表現」もだ。おかしなことになっている肌感覚があったが、本書で本当におかしなことになっているのだとわかった。思うに、文部科学省にpolicyなく、文部科学省は経済産業省の外局の様になってしまったことの証左ではなかろうかと。「なぜ国語を学ぶのか」「読解力を身につける」を近いうちに読んでみようと思う。
読了日:11月11日 著者:村上 慎一,伊藤 氏貴
ミラーワールド (角川文庫)ミラーワールド (角川文庫)感想
「田中さん」で @Yazuki_Michiko さんを読み始めた。ボートピープルの話やらシングルマザーの子どもの話。本書は男女平等問題。考える材料を提供しつつ楽しませてくれるすごい作家だ。エピローグはどっちの世界線だ?映画を観てその世界に入り込んだ後、明るい現実世界の戻った瞬間の様にも感じるし、映画の世界の続きの様にも思える。「忙しい女性のために……」っていうのの「忙しい」は女性の枕詞と思う。忙しくない女性なんかいないんじゃないか?p.188辺りと解説に書かれていることには違和感を覚える。
読了日:11月16日 著者:椰月 美智子

読書メーター

by N-_-10 | 2024-12-11 21:10 | Trackback | Comments(0)


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