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2024年の読書

2024年の読書メーター
読んだ本の数:57
読んだページ数:14681
ナイス数:742

検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? (岩波ブックレット 1080)検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? (岩波ブックレット 1080)感想
NHKラジオで高橋源一郎の「飛ぶ教室」で取り上げられていた。放送を聞いてすぐに書店へ。https://www.nhk.jp/p/gentobu/rs/Q8WXZR1XWJ/episode/re/WWYPJMY79P/https://bookmeter.com/reviews/118141942↑の方のご指摘が当を得ている様に感じ、麻生太郎氏の発言を思い出した。
読了日:01月08日 著者:小野寺 拓也,田野 大輔
歴史のダイヤグラム【2号車】 鉄路に刻まれた、この国のドラマ (朝日新書)歴史のダイヤグラム【2号車】 鉄路に刻まれた、この国のドラマ (朝日新書)感想
@haratetchan 氏著。p.169の原敬暗殺の稿で「7時30分に出る夜行」とあったので調べたら、時刻表の24時制表記は昭和17年からとわかった。また、p.199に甲府12時27分発富士ゆきの<<電車>>とあるので調べたら、身延線のこの区間は開業時から電化されていた。色々学ばせていただいた。p.247。「鉄学者」はともかく、お父様がウイルス学者であったと、父親の足跡をそっと残す息子の父への想いを感じます。p.250のまとめの記述には同感。さみしいです。
読了日:01月08日 著者:原 武史
そのまま使える アイスブレイクのアイデア帳 会社でも学校でも確実に“場”が暖まる33選そのまま使える アイスブレイクのアイデア帳 会社でも学校でも確実に“場”が暖まる33選感想
今回は図書館から借りたけれど、購入して仲間に紹介したい一冊。初心者向きではない。対象によってどの様なアイスブレイクが必要であるかなどへの言及は少し足りないかもしれない。でも、コラムやQ&Aなどをよく読むことにより補完される部分もある。33のコンテンツは面白い。17は今すぐにでもやりたい。18、19、21など道具さえあれば!(お、この3つはみんな佐野さんご紹介だ)同著者の「ワークショップ」「オンラインの場づくり」が同様に出ている様なのでこれらも手にしてみたい。
読了日:02月03日 著者:ワークショップ探検部,松場 俊夫,広江 朋紀,児浦 良裕,佐野 和之,白土 詠胡
きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」【読者が選ぶビジネス書グランプリ2024 総合グランプリ「第1位」受賞作】きみのお金は誰のため: ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」【読者が選ぶビジネス書グランプリ2024 総合グランプリ「第1位」受賞作】感想
本書について、読書メーターで「夢をかなえるゾウ」を引き合いに出している方がありました。なるほど、そんな感じ。ボクは「もしドラ」を思い出しました。p.162の「地元の本屋を使わないといけない」は我が意を得たり。終章近くでは涙が流れてきてしまいました。図書館にリクエストをして購入してもらった本なのですが、手元に置きたくて自分でも買っちゃいました。
読了日:02月12日 著者:田内 学
元文部科学省キャリア官僚が問う! 教育改革を「改革」する。元文部科学省キャリア官僚が問う! 教育改革を「改革」する。感想
岩瀬直樹さんとの対談部分に全てが集約されていると思う。p.124辺りから出てくる「評価」は「evaluate」寄りか?指導と評価の一体化の文脈では「assess」の意味だと思うが、ミシガン大学的には違うのか?p.150で紹介されているティーチングマシンの様な「個別最適」は、筆者も否定している様に読み取ったが合っているか?p.187の盾の話は学校組織や教員自身に「盾」となることを求めているように読めた。
読了日:02月18日 著者:寺田拓真
16歳の語り部16歳の語り部感想
凄まじい読後感で、夢に出てきてしまいました。令和6年3月9日に行われるイベントの前に読もうと考えて入手。皆さんにサインをいただくつもりでいたのですが、p.20辺りまで読んで「それどころではない」と感じました。イベントでは、彼らが文字にできなかった部分をしっかり聴いてきたいと思います。https://jpen-12.peatix.com/event/3836253/?fbclid=IwAR1GyqlLhabjswmQsB2Y2OxZCEmQYqdjLtwVx1NR1MAGZaY2DAhbDIKf6JE
読了日:02月18日 著者:雁部 那由多,津田 穂乃果,相澤 朱音
今日から使えるワークショップのアイデア帳 会社でも学校でもアレンジ自在な30パターン今日から使えるワークショップのアイデア帳 会社でも学校でもアレンジ自在な30パターン感想
ワークショップというよりアイスブレイクとチームビルディングのネタ集。04サークルジャンプは、僕らの仲間では「反抗期」という名前でやっている。06STOCSタワーは、道具を手に入れてやってみたい。20のトーキング・サークルはチェックアウトにも使えそうで面白い。11問題解決カードでは @takashiiba 先生のコラパタが紹介されていた。以前、井庭先生には職場までいらしていただいてコラパタのファシリをしていただいたので知っていた。 https://bookmeter.com/books/21629433
読了日:02月18日 著者:ワークショップ探検部,松場 俊夫,広江 朋紀,東 嗣了,児浦 良裕
浜村渚の計算ノート 10さつめ ラ・ラ・ラ・ラマヌジャン (講談社文庫 あ 118-17)浜村渚の計算ノート 10さつめ ラ・ラ・ラ・ラマヌジャン (講談社文庫 あ 118-17)感想
読書メーターに登録していてよかった。4年ぶりとのことで、前作を読んだかどうかを覚えていなかったのだけれど、読書メーターに登録済みだった。シリーズ初期に比べて数学っぽくなくなってきた様な気がする。作者は、シリーズをどうまとめて終えるかを考えているのだろうと思う、
読了日:02月22日 著者:青柳 碧人
学校で気になる 子どものサイン 増補改訂版学校で気になる 子どものサイン 増補改訂版感想
2022年に増補改訂されているが、2012年7月初版。現場に馴れていない人が読んだら、親切に用意したはずのフローチャートに頼りすぎてしまうのではないかと不安。若手教員には見せず、メンター的立場の職員がこっそり参考にするのが適切か?目次は使いやすい。
読了日:02月25日 著者:五十嵐 哲也,杉本 希映,茅野 理恵,石津 憲一郎,下田 芳幸,新川 貴紀,三谷聖也
アンと愛情 (光文社文庫 さ 24-6)アンと愛情 (光文社文庫 さ 24-6)感想
豆大福は洒落ていますね。金沢に行かなくちゃ(カレー食べなくちゃ)すあまは鳥の子餅が好きです。
読了日:02月25日 著者:坂木司
凛の弦音 (光文社文庫)凛の弦音 (光文社文庫)感想
@sukiyapotes 氏著。ミステリー?第3章まではそうなのかも。中田先輩の登場辺りから一層面白くなってきました。著者の弓道愛を感じることができます。第4章、p.170辺りの吉村先生の述懐でよく感じました。p.179で「武射系」を「武者系」と誤変換しているのは残念。最終章では棚橋先生に涙しました。
読了日:03月14日 著者:我孫子 武丸
もう、聞こえない (幻冬舎文庫 ほ 14-2)もう、聞こえない (幻冬舎文庫 ほ 14-2)感想
愛称から別人を同一人物の様にミスリードする作品って他にもありませんでしたっけ?逆パターンで、違う2人だと思っていたら実は同一人物だったっていう話もどこかで読んだ気がします。誉田さんの警察小説……だと思ったらそうではなかった。そういう意味でも「やられた」感じ。「もう、聞こえない」んじゃなくて、「まだ、聞こえてる」じゃないか!
読了日:03月25日 著者:誉田 哲也
オムニバス (光文社文庫 ほ 4-20)オムニバス (光文社文庫 ほ 4-20)感想
どの賞編も面白かった。誉田作品だから当たり前か。収録順が後ろになるにつれ面白さが増してきた様に感じたのは、久しぶりに読む誉田作品に気持ちが慣れてきたのか、僕好みの順序だったのか。「読唇術」が一番好き。
読了日:03月25日 著者:誉田哲也
ブルーマーダー (光文社文庫 ほ 4-11)ブルーマーダー (光文社文庫 ほ 4-11)感想
再読だったけれど……ストーリーを憶えていなかった。
読了日:04月07日 著者:誉田哲也
成瀬は天下を取りにいく成瀬は天下を取りにいく感想
どうしてこの本がベストセラーなんだろう。そんなことを思いながら読み進めていった。「階段は走らない」に至っては、成瀬の影が薄すぎる。しかし、全てが「ときめき江州音頭」の序章と思えば納得。新学期、「友達を作ろう」「友達100人できるかな」なんていうフレーズが溢れるが、友達は作るものではなくできるものだ。100人もいらない。本当に信頼できる友が1人いればいい。真の友との出会いはどこにあるかわからない。全ての出会いを沢山の種まきと思い、大切に丁寧に生きて欲しい。https://x.gd/7DtrG
読了日:04月14日 著者:宮島 未奈
教育DXと変わり始めた学校──激動する公教育の現在地 (岩波ブックレット 1091)教育DXと変わり始めた学校──激動する公教育の現在地 (岩波ブックレット 1091)感想
デジタルトランスフォーメーションのことだけでなく話題は広い。20世紀型の教育システムはすでに限界である。新しい教育・新しい学校制度を導入し、入れ物も新しくして欲しい。何十年も使っている建物にパッチを当てて使っても児童生徒は、そして教員もワクワクしないだろう。新しいことを知る/できる様になるワクワクが大切だと思う。家にはないけれど学校にはある、そんなものが必要だと思う。
読了日:04月14日 著者:佐藤 明彦
高校入試に英語スピーキングテスト?──東京都の先行事例を徹底検証 (岩波ブックレット 1085)高校入試に英語スピーキングテスト?──東京都の先行事例を徹底検証 (岩波ブックレット 1085)感想
それでも都教委は実施&高校入試への活用を継続するのですね。https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/files/esat-j/r06_jh3_summary_and_sample.pdf娘が小学校に上がるか上がったかの頃、自分の住む県の高校入試制度が猫の眼の様に変わっていました。娘の頃にはどうなっているか想像もつかず、不安に駆られ、自分自身は効率経験しかないのに、娘には中学受験をさせてしまいました。都は大丈夫か?
読了日:04月14日 著者:
成瀬は信じた道をいく成瀬は信じた道をいく感想
成瀬というキャラクターは、筆者の手を離れて自分で動き始めた様に感じる。 @muumemo さん、いかがですか?成瀬はすごく魅力的で、周りの人間をドンドン惹き寄せていく。短編5編のうちの4編でサブキャラを増やし、5編目に彼らを活躍させている。大変面白く、続編ものにありがちな二番煎じ感を覚えることはなかった。
読了日:04月20日 著者:宮島 未奈
残心 凜の弦音残心 凜の弦音感想
教士先生がお二人も監修なさっているのだから、「授業中以外はほぼ毎日着け、そのまま寝」るっていう流儀もあるのでしょうね。ちょっとびっくり。後書きにある通り、前作同様に謎解きよりも弓に向かう姿勢について書かれている感じ。これから弓の道に入ろうという方に読んでいただきたい。(でも、弽のくだりには疑問)https://bookmeter.com/books/19899864
読了日:04月29日 著者:我孫子 武丸
ノワール-硝子の太陽 (中公文庫 ほ 17-12)ノワール-硝子の太陽 (中公文庫 ほ 17-12)感想
これも再読だった?これから「ルージュ」に行こうと思っているのだけれど、「ルージュ」も既読か?
読了日:04月29日 著者:誉田 哲也
池上彰の憲法入門 (ちくまプリマ―新書)池上彰の憲法入門 (ちくまプリマ―新書)感想
憲法記念日を期して再読。今回は、▶︎自衛隊はイラクへ行ったけど(p.158)▶︎憲法を変えるのか、自衛隊を変えるのか(p.185)に考えさせられた。
読了日:05月03日 著者:池上 彰
〈寝た子〉なんているの? ー見えづらい部落差別と私の日常〈寝た子〉なんているの? ー見えづらい部落差別と私の日常感想
@yoshamushi @mido1022 憲法記念日の今日、第14条を噛み締めて読了。知り合いの武田緑さんのお名前が出てきてびっくり。上智大学の出口真紀子先生には、職場にお招きして職員研修の講師をお願いしたいくらい。後になって気付くマイクロアグレッションはあるある。気付いたときに反省できればいいってことにしてください。幼稚園の変化の様に、働きかけたことが目に見える変化になって現れるって嬉しいですよね。2人のお子さんの現在を知りたい。フリースクールってどこ?就学時健診への見解は僕とは異意見。
読了日:05月03日 著者:上川 多実
数字であそぼ。 (11) (フラワーコミックスα)数字であそぼ。 (11) (フラワーコミックスα)感想
後半に入るまで数学の匂いが薄かった。
読了日:05月19日 著者:絹田 村子
ドルチェ Dolce (光文社文庫 ほ 4-14)ドルチェ Dolce (光文社文庫 ほ 4-14)感想
積読本の整理。解説にある様に「優しい」物語でした。
読了日:05月19日 著者:誉田 哲也
語り継ぎたい。命の尊さ 増補版: 阪神大震災ノート 生かそうあの日の教訓を語り継ぎたい。命の尊さ 増補版: 阪神大震災ノート 生かそうあの日の教訓を感想
@KouichiSumida上司が貸してくれた本。内容は古びていない。生々しい現場の雰囲気が伝わってくる。古い本なのでもう手に入らないかと思ったが、新版が出ていた。それを買おうかな。「フェイル・セーフ」「フール・プルーフ」は様々な場面で応用されていること。初めて意識したのはPCで動くプログラムを書いたときでした。
読了日:05月19日 著者:住田 功一
真夏の甲子園はいらない 問題だらけの高校野球 (岩波ブックレット 1077)真夏の甲子園はいらない 問題だらけの高校野球 (岩波ブックレット 1077)感想
課題は大きく、壁は厚く高い。まずはマスメディアがことごとく「甲子園」を擁護している現状をいかに打破するか。ソーシャルメディアも盛り上がらないだろうなぁ。
読了日:05月25日 著者:
祖母姫、ロンドンへ行く!祖母姫、ロンドンへ行く!感想
p.95「努力しなければゼロのまま……」、p.246「いつも最高の自分を」など金言。孫娘の視点で読み進めるのが普通なのだろうけれど、読者の年齢・環境によっては孫の奮闘を祖母視点で見る読み方も。僕は祖父母を、両親を思い出しながら読みました。また、娘の父としても。それにしても……ハイソなご家庭なんだなぁ。
読了日:05月27日 著者:椹野 道流
ノーマンズランド (光文社文庫 ほ 4-16)ノーマンズランド (光文社文庫 ほ 4-16)感想
高校生カップルのエピソードだけを抜き出して読めたら、そして「拉致」などというものがなければ、どんなに幸せだったかこと。拉致、許せない。
読了日:06月01日 著者:誉田 哲也
凜として弓を引く 青雲篇 (講談社文庫)凜として弓を引く 青雲篇 (講談社文庫)感想
@aonokei いつの間にか出ていた2巻目。(3巻目も同時購入)高校入学を機に弓道を始める人が多いと思う。以前は「日本の弓術」(オイゲン・ヘルゲル)を勧めていたのだけれど、これからはこの本かな。高校生にとってとっつきやすそう。そして安全面のことも詳しく描写されている。青春小説として面白く、弓道初心者へのアドバイスも的確。素敵な一冊です。雨宮さん、きっと何らかの関係者だとは思っていましたが……。
読了日:06月16日 著者:碧野 圭
凜として弓を引く 初陣篇 (講談社文庫 あ 149-3)凜として弓を引く 初陣篇 (講談社文庫 あ 149-3)感想
シリーズ第3弾。第2弾の青雲編同様、弓を志す若者に是非とも読んでほしい。弓を執る心構えが染み込んでいくのではないかと思う。
読了日:07月01日 著者:碧野 圭
NHK出版 学びのきほん 落語はこころの処方箋 (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)NHK出版 学びのきほん 落語はこころの処方箋 (教養・文化シリーズ NHK出版学びのきほん)感想
「お互い様」とやせ我慢。この2つが身に付くだけで幸せになれそう。「呼ばれたら行く」「囃されたら踊る」のも大切。お座敷がかかるうちが花ですね。横丁のご隠居になりたいと思っているのだけれど、与太郎の様になるのもいいな。
読了日:07月01日 著者:立川 談慶
シュレーディンガーの少女 (創元SF文庫)シュレーディンガーの少女 (創元SF文庫)感想
@yurimatsuzaki_n 氏が東北大学理学部ご出身とのことなので「杜の都文学」を追いかけている者として購入。読者を選ぶ一冊と感じた。「異世界数学」は面白いだけでなく学ぶことについて考えさせられた。
読了日:08月01日 著者:松崎 有理
僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫 た 124-1)僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫 た 124-1)感想
7年ぶりの再読。前回はどの様に武器を得るかという視点で読んだ様だが、今回は武器を配る側の視点で読んだ様な気がする。結局はリベラルアーツか(p.244)学習指導要領の「総合的な学習の時間」「総合的な探究の時間」はもっと重要視されるべきかな。2011年9月の本。当に学習指導要領改定作業の時期に合致する。
読了日:08月19日 著者:瀧本 哲史
昔はおれと同い年だった田中さんとの友情 (双葉文庫 や 22-05)昔はおれと同い年だった田中さんとの友情 (双葉文庫 や 22-05)感想
NHKでの放送後に購入。祖父のことを思い出し、父のことを思い出した。どうして先生たちは泣いていたのだろう。同じ思いで泣くことがない様にしたい。https://www.nhk.jp/g/blog/o1ko684l3c/https://www.nhk.jp/p/ts/MPM37XL2RX/https://www.nhk.jp/p/ts/MPM37XL2RX/plus/
読了日:08月23日 著者:椰月 美智子
ネットでいじめられたら、どうすればいいの?: 5人の専門家と処方箋を考えた (14歳の世渡り術)ネットでいじめられたら、どうすればいいの?: 5人の専門家と処方箋を考えた (14歳の世渡り術)感想
@harukazechan の発信は見逃したくない。『いじめているきみへ』にも心を動かされた。本書は、 @nanatakamatsu 氏や松本俊彦氏( https://x.gd/O0O30 )など5人の方へインタビューしたものを1冊にまとめたもの。構成順もよいし、はるかぜちゃんの思いや賢さが伝わってきます。
読了日:08月27日 著者:春名 風花
コンプレックスは武器になる。コンプレックスは武器になる。感想
@yukiao 氏何冊目の著書だろう。写真集でも写真の撮り方でもない本。書店で写真関係の棚を探しても見つけられなかった。多くの人々へのエールとなる一冊。自分の容姿に自信を持てない方は必読。
読了日:08月27日 著者:青山 裕企
14歳の水平線 (双葉文庫)14歳の水平線 (双葉文庫)感想
「昔はおれと……」をTVで見て、今月末のボクは @Yazuki_Michiko 祭。少年が大きく成長してしまう物語でなく、ひと回り大きくなる様を感じさせられた。「連絡を取り合うこともないだろう」と言うが、光圀がマメさを発揮しそう。女子キャンプはないのか?という疑問にも答えていただいた……もし、女子版で書いたらどんな話になるのでしょう。リクエストしたい。短編でもいいです。
読了日:08月28日 著者:椰月 美智子
るり姉 <新装版> (双葉文庫 や 22-04)るり姉 <新装版> (双葉文庫 や 22-04)感想
連作5編+1。「死」という言葉を使わずに(←使ってはいるけれど)人の死を表し、これだけ泣かせる文章があるものだと『さつき-夏』で感じさせられた。このボクの気持ちを返してほしい!と思う様な思わない様な幸せな結末。違う世界線か読み間違いがあったかなどと思ってしまった。
読了日:09月16日 著者:椰月 美智子
吉田茂 (岩波新書 新赤版 971)吉田茂 (岩波新書 新赤版 971)感想
大磯に縁を得たので、20年ほど前に読んだ本を再読。未登録であった。吉田の思想がどの様に培われたのかについてはほとんど書かれていない。そういう観点では今ひとつ。次は「小説吉田学校」を読みたいが、書店でも新古書店でも出会えないでいる。図書館で借りるか。(廃棄されないうちに)
読了日:09月22日 著者:原 彬久
自民党ひとり良識派 (講談社現代新書 2375)自民党ひとり良識派 (講談社現代新書 2375)感想
村上氏が入閣したので解散前に再読。本書とは関係ないけれど、裏金議員は非公認にするだけでなく、その選挙区に自民党公認候補を別に立てなくては意味がない。#総選挙 #自由民主党 #石破茂 #村上誠一郎
読了日:10月08日 著者:村上 誠一郎
家康と九人の女 (PHP文芸文庫)家康と九人の女 (PHP文芸文庫)感想
章ごとに長さが異なります。ボクには一気読みが難しかったです。稲生という土地があることを知り、そのことに興味を覚えました。@akizukitatsurou
読了日:10月14日 著者:秋月 達郎(「達」は2点しんにょう)
純喫茶パオーン (ハルキ文庫 や 17-2)純喫茶パオーン (ハルキ文庫 や 17-2)感想
@Yazuki_Michiko軽くスルーっと読めました。深く読み直すと、もっともっと見えてくるところがあるかも。友人関係の変化と成長、恋心、SOGI、話題は盛り沢山。話が広がりすぎて収拾がつかないといった感想も見かけましたが、そんなことは気にならなかったです。自然と読み進められました。
読了日:10月21日 著者:椰月 美智子
こんぱるいろ、彼方 (小学館文庫 や 34-1)こんぱるいろ、彼方 (小学館文庫 や 34-1)感想
@Yazuki_Michiko 祭継続中視点が母娘祖母と入れ替わる。「るり姉」でもそうでした。すごかった。「すごかった」だなんて、そんな簡単な済ませられるわけはないのだけれど、どんな感想が最適なのかはわからない。「子育て卒業の一次試験」とか、真似したい表現が沢山。和田町駅が最寄りの国立大学。狛江に住む奈月さんは神奈川の先生になってくれるのかな?筆者の地元小田原に赴任したりして?
読了日:10月26日 著者:椰月 美智子
しずかな日々 (講談社文庫 や 58-2)しずかな日々 (講談社文庫 や 58-2)感想
@Yazuki_Michiko 祭継続中。本当に「しずか」な日々でした。「夏は日中が長い。夕方がちっとも迎えにこない」など、本作にも素敵な表現が沢山。昔ボクが暮らした家には広い縁側があった。家を建てるなら、広くて日当たりの良い縁側と子どもの遊べる程度の広さの庭がほしい。果樹も植えたい。母さんはどの様に週刊誌をにぎわせたのだろう。「ぼく」の転職はその影響?押野のお姉さん、その後どうなったのかなぁ。
読了日:11月04日 著者:椰月 美智子
現場から考える 国語教育が危ない!──「実用重視」と「読解力」 (岩波ブックレット 1092)現場から考える 国語教育が危ない!──「実用重視」と「読解力」 (岩波ブックレット 1092)感想
「論理国語」とか「文学国語」とかの科目名は、「現代国語」「古典Ⅰ乙」などで育った者にとって却ってなんのこっちゃっていう感じ。英語の「論理表現」もだ。おかしなことになっている肌感覚があったが、本書で本当におかしなことになっているのだとわかった。思うに、文部科学省にpolicyなく、文部科学省は経済産業省の外局の様になってしまったことの証左ではなかろうかと。「なぜ国語を学ぶのか」「読解力を身につける」を近いうちに読んでみようと思う。
読了日:11月11日 著者:村上 慎一,伊藤 氏貴
ミラーワールド (角川文庫)ミラーワールド (角川文庫)感想
「田中さん」で @Yazuki_Michiko さんを読み始めた。ボートピープルの話やらシングルマザーの子どもの話。本書は男女平等問題。考える材料を提供しつつ楽しませてくれるすごい作家だ。エピローグはどっちの世界線だ?映画を観てその世界に入り込んだ後、明るい現実世界の戻った瞬間の様にも感じるし、映画の世界の続きの様にも思える。「忙しい女性のために……」っていうのの「忙しい」は女性の枕詞と思う。忙しくない女性なんかいないんじゃないか?p.188辺りと解説に書かれていることには違和感を覚える。
読了日:11月16日 著者:椰月 美智子
美人のつくり方 (PHP文芸文庫)美人のつくり方 (PHP文芸文庫)感想
美波がいいな。目次を見ずに見ずに読み進めていきました。第4話は繭子かなって思っていたら案の定。p.299の「彼氏ができて……」は美波の話かな?さよ子、かわいらしいですね。ところで繭子さん、同じマンションに親御さんお部屋も合わせると3部屋も?不動産価値が上がって、将来高く売れるといいですね。(……相続の時には安い方がいいのか)
読了日:12月01日 著者:椰月 美智子
明日の食卓 (角川文庫)明日の食卓 (角川文庫)感想
場面がコロコロ変わることにしばらく馴れなかった。どのユウと思ったら……。登場人物を整理し把握する為にメモが必要かも?@ueno_wan 氏の解説はわかりやすく腑に落ちた。何回か読み返さないと、でも「祭」の継続のために次の本に……と思っていたけれど、解説で満足してしまった。いつかゆっくり読み返すことにする。
読了日:12月01日 著者:椰月 美智子
フリン (角川文庫)フリン (角川文庫)感想
リバーサイドマンション住人の様々な恋愛の形。不倫とは限らないけれど、不倫ばかりの様にも見える。
読了日:12月11日 著者:椰月 美智子
さしすせその女たち (角川文庫)さしすせその女たち (角川文庫)感想
多香実視点の物語。冒頭で美帆とのトラブルを予想させられた。秀介との関係については、自分も通った道。これほどひどくなかったと思うけれど、妻の視点では五十歩百歩なのだろう。あいうえおかの夫を読み、見ている者によって、同じものも全然違う様に見えるのだと。また、相互理解は難しいのだと。
読了日:12月15日 著者:椰月 美智子
つい、人に出したくなるおもしろ算数クイズつい、人に出したくなるおもしろ算数クイズ感想
「算数」クイズなのだから大人はあっという間に解けて当然。小学生に説明できて当然。そんなつもりで小学生が読み込み、大人をヘコましてほしい。ネタ本として必要十分だろう。ただし、大人をヘコませるには、小学生は深く読み込まなくてはならないでしょう。そういう意味でも小学生にじっくりと読んでほしい一冊です。
読了日:12月15日 著者:横山明日希
リエゾン ーこどものこころ診療所ー(19) (モーニングKC)リエゾン ーこどものこころ診療所ー(19) (モーニングKC)感想
なぜ自殺をしてはいけないのか。死にたい/死んでしまいたいと言う人、自殺したいと言う人にかける言葉は何が正解か。
読了日:12月15日 著者:ヨンチャン
新九郎、奔る! (18) (ビッグスピリッツコミックススペシャル)新九郎、奔る! (18) (ビッグスピリッツコミックススペシャル)感想
どこまでが史実でどこからが創作なのか。@masyuuki 氏の術中にはまり、全てが真実の様な気がしてしまう。本作をきっかけに、北条五代が大河ドラマになることを期待して止みません。
読了日:12月15日 著者:ゆうき まさみ
数字であそぼ。 (12) (フラワーコミックスα)数字であそぼ。 (12) (フラワーコミックスα)感想
インディアンポーカーの話が特に面白かった。偶置換か奇置換かが一瞬のうちに計算できるなんて!数学のマスターコースの学生なら当たり前なのか?すごいなぁ。
読了日:12月15日 著者:絹田 村子
あさドラ! (9) (ビッグスピリッツコミックススペシャル)あさドラ! (9) (ビッグスピリッツコミックススペシャル)感想
脱走兵、この後どうなるのだろう?って前巻読了時にも思った気がします。
読了日:12月15日 著者:浦沢 直樹
つながりの蔵 (角川文庫)つながりの蔵 (角川文庫)感想
7年前に逝った父のことをよく思い出す。母とは父のことを話すことができるが、父を話題にできる人は少なくなってしまった。いつか、父を覚えている人はいなくなってしまうのだろう。遼子は、きっとそんなことを小学校5年生のときに蔵の中で気付いたんだろうな。
読了日:12月29日 著者:椰月 美智子
その扉をたたく音 (集英社文庫)その扉をたたく音 (集英社文庫)感想
p.189の水木さんからの手紙で涙を流すための一冊。音楽の話で「扉を叩く音」と言ったらベートーベンを思い出すのだけれど、全然違った。p.201の「ずいぶんと時間がかかったな」もステキ。僕は父をそんな気持ちにさせることができただろうか。まだまだ時間が必要だと思ったまま逝ってしまったのだろうか。
読了日:12月29日 著者:瀬尾 まいこ

読書メーター

by N-_-10 | 2025-01-01 01:45 | Trackback | Comments(0)


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