2018年の読書メーター読んだ本の数:64
読んだページ数:16275
ナイス数:612
山手線謎日和 (ハルキ文庫)の
感想初知野みさき。山手線全ての駅を網羅するシリーズ化を期待。当然「いずみ」たちの今後にも期待。プロットに無理を感じるが面白い。
読了日:01月06日 著者:
知野みさき英語にできない日本の美しい言葉 (青春新書インテリジェンス)の
感想@infinity0105 さん著。第4章「四季折々の言葉の彩り」が好き。使いこなせるようになりたい。目次も索引もついており、辞書的にも使えます。これで博士号取れるんじゃないっすか?
読了日:01月08日 著者:
吉田 裕子ランチのアッコちゃん (双葉文庫)の
感想第2話「夜食のアッコちゃん」ではアッコさんが多くの人の名前を憶えていることに感心しました。第1話で見せた豊富な人脈の基礎となっているのでしょう。小説だからと馬鹿にせず、見倣いたいと思う。職場が第4話のような感じになったらいいな。
読了日:01月08日 著者:
柚木 麻子3時のアッコちゃん (双葉文庫)の
感想ランチ同様、アッコさんがちゃんと登場するものと、外伝的なものが載っている短編集。大阪・神戸編も面白く読めました。梅田地下街歩いてみたいです。イノシュシュ、どこかで売っていないかな?(買わないけど)
読了日:01月14日 著者:
柚木 麻子何が困るかって (創元推理文庫)の
感想アンってどんな話でしたっけ?こんな話を書く人が書いた作品?ちょっと読み直さなくちゃ……って思わせられました。(まだ読み直していません)どんなどんでん返しがあるのだろうかと想像しながら楽しく読めました。
読了日:01月14日 著者:
坂木 司太宰治の辞書 (創元推理文庫)の
感想帯に書いてある通り「まさか、また読めるとは思わなかった」円紫さん。本当にまさかって思っていたので、帯に書いてあることはわかっていたのに、正ちゃんが出てくるまで、帯に書いてある意味がわかりませんでした。太宰を読んでいなくても楽しく読めますが、「私」を読まないと面白くないかも。これも読み返す本を作ってしまった罪深い本です。(まだ読み返していません)
読了日:01月14日 著者:
北村 薫ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた (集英社新書)の
感想憲法の本質を語っているように感じました。後半は勢いこそあったけれど薄まってしまった感じ。107ページに、「そのひとたちは、勝手にしゃべったり、勝手にどこかにでていったりする」とあるが、本書でも後半はそんな感じだったのかも知れない。
読了日:01月21日 著者:
高橋 源一郎ウォーク・イン・クローゼット (講談社文庫)の
感想久し振りの綿矢りさ。文庫で購入したのは初めてかも?過去に読んだ綿矢作品は、主人公が筆者の分身ではないかと思わせるようなものばかりだったように感じます。(そういう意味で「夢を与える」は恐ろしかった)本書に収められた2編はどちらもその様に感じることはなく、ボクの持つ綿矢イメージを壊すものとなりました。2編とも面白いです。小説の中の世界はこのあとどのように展開するか想像するのが楽しいお話しでした。
読了日:01月21日 著者:
綿矢 りさ「いいこと」を引き寄せるギブ&ギブの法則の
感想押しつけられるように借りさせられた本でしたが、大変面白く、2時間ほどで読了しました。「もしドラ」を読んでいるような気分。深く実践できたらステキ。エピローグはなくてもよかったと思うけれど、悪人は存在しないという形にまとめるなら必要か?「なぜ、あの人の周りに人が集まるのか?」も本書も、文庫になったら手元に置いてもいいかな。
読了日:01月21日 著者:
志賀内 泰弘君たちはどう生きるか (岩波文庫)の
感想ブームになっているので本棚から取り出して。わざわざマンガにしなくたっていい読みやすい本なんだけれど、マンガだから手に取る人もいるんだということなんだろう。冒頭「「年は十五です」ってのは、数え年ですね、きっと。中学2年生だというから。一中生なんだろうな、コペルくんは。少年が育つのに最も大切なものは母親の弟って聞いたことがありますが、まさかこの本がその言葉の生まれるきっかけではないだろうなって……。
読了日:01月26日 著者:
吉野 源三郎質問する,問い返す――主体的に学ぶということ (岩波ジュニア新書)の
感想副題の「主体的に学ぶということ」はどういうことであるかを考えるための事例集。帯の「自分で考えるために」「質問する、問い返す」力を養う必要があるのだと感じさせられた。p.191「首、締めちゃえば」って本当に言えたとするならばスゴイ。
読了日:02月04日 著者:
名古谷 隆彦銀河鉄道の夜 他十四篇 (岩波文庫 緑76-3)の
感想学校の先生をしながらこれだけ書けたってスゴイ。先生としても一流だったという。どうしたらこんな人が育つのだろう。
読了日:02月15日 著者:
宮沢賢治([む]2-4)お任せ! 数学屋さん3 (ポプラ文庫)の
感想新キャラ登場。あんまり、というか全然数学じゃなかった。
読了日:02月20日 著者:
向井 湘吾広辞苑をつくるひとの
感想この一冊のために広辞苑を買った……としても後悔しない。岩波背標ってステキです。
読了日:02月25日 著者:
三浦しをん笑う数学の
感想@asunokibou さんととそのお仲間( @owaraisugaku )の本。面白かった。こういう本を作ろうという発想がステキ。突っ込む必要を感じたのは→ https://n10n.exblog.jp/29339750/
読了日:02月27日 著者:
日本お笑い数学協会学園天国 (実業之日本社文庫)の
感想@nKcaHkcLBQPV57H さん著、2015年1月刊の文庫化。他の作品も荒唐無稽なのはわかっているけれど、学校の仕組みの設定はやりすぎの感があります。予定調和のハッピーエンドでよかったです。
読了日:03月04日 著者:
五十嵐 貴久職場学習論―仕事の学びを科学するの
感想再読したけれど、やっぱり『論文』だった。新書レベルに書き落としてくれたら読みやすいだろうな。なかなかボクの『身』にはなりそうにありません。
読了日:03月14日 著者:
中原 淳埼玉県立浦和高校 人生力を伸ばす浦高の極意 (講談社現代新書)の
感想@OKETA 氏に紹介されて購入。読みやすいです。浦高で学べる人は幸せだ。こういう学校を増やすのは難しいと思うけれど、ダメと思って諦めてはどうしようもない。また、減りがちなので、減らさない努力が必要。骨太の学校経営を!p.161で紹介されている「数学のクラシック鑑賞」も読んでみたい。
読了日:03月18日 著者:
佐藤 優,杉山 剛士いつも日本語で悩んでいます ―日常語・新語・難語・使い方の
感想#朝日新聞SOGIって知りませんでした。憶えて使いこなしたいです。グランドスラムの解説にコントラクトブリッジが出てきて嬉しい。見出しがわかり易いので、目次が「やばい」。続編が楽しみです。
読了日:03月21日 著者:
朝日新聞校閲センタークラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち (PHP新書)の
感想第4章が大切。自分自身がクラッシャーとならないようにするために、他の章も大切。上司同僚関わらず、みんなで読むとよいかも。んでもって、互いに注意し合える雰囲気が職場にあれば、クラッシャーの素質のある人も変わるかも?
読了日:03月21日 著者:
松崎 一葉イマドキ男子をタフに育てる本の
感想@Shinya_Iwamuro 氏の著書。お母さん向けに書かれている風でもありますが、「はじめに」に書かれているとおり「親たちだけでなく、……子どもたちにも、この本は必ず役立つ」と思います。借りにくい書名ではないので、学校図書館に置いてもいいかも。保健室において、養護教諭が女子に勧めてもイイかも知れません。
読了日:03月21日 著者:
岩室紳也宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。の
感想この本も @OKETA 氏の書き込みを見て読むことを決めた。「宇宙兄弟」を知らない人でも読める。シェイカーであることを意識しなくちゃ!リーダーとマネージャーの違いを意識させられたので、ドラッカーの「マネジメント」も読まなくちゃいけないって思った。
読了日:03月24日 著者:
長尾 彰日本の公教育 - 学力・コスト・民主主義 (中公新書)の
感想期待していたのは「日本の公教育の現状は○○である」「ついては(筆者としては)●●のようになるべきである」というないようであったが、「世界各国の状況及び日本の状況は◎◎である」を分析・報告する内容であった。そのつもりで読み始めれば面白かったのかも知れないが、期待していたものと異なったので入り込めなかった。いつか読み返すことがあるかも知れないが、その時には「現状」が古くなっていることを、社会に期待したい。
読了日:04月21日 著者:
中澤 渉ミノタウロスの青い迷宮 (5分後に意外な結末) (「5分後に意外な結末」シリーズ)の
感想基本的にそれぞれ2ページ完結のショートショート集。「以外」ではないものも少なくなかったが、楽しく読めた。「パンドラの赤い箱」も読まなくては!
読了日:04月21日 著者:
桃戸 ハルパンドラの赤い箱 (5分後に意外な結末) (「5分後に意外な結末」シリーズ)の
感想第96話が面白かった。91話、95話もまぁまぁ。
読了日:04月24日 著者:
桃戸 ハル県立! 再チャレンジ高校 生徒が人生をやり直せる学校 (講談社現代新書)の
感想あの学校がモデルだなって思い当たる高校があります。もし、他県にも似たような高校があるのだとしたら、日本中が大変な状況であるとともに、日本中に希望が残っているのだということと思います。どんな学校であっても、職員室の雰囲気が「槙尾高校」の様になったら良いなぁと思います。
読了日:04月30日 著者:
黒川 祥子うっかり鉄道 (幻冬舎文庫)の
感想気軽に読めました。岳南鉄道と江ノ電には乗ってみたいなぁとも。イラストの岳南鉄道には架線もパンタグラフもありませんが、「電車」で正しいようです。http://www.fujikyu.co.jp/gakunan/home.html
読了日:04月30日 著者:
能町 みね子伊藤くん A to Eの
感想Aを読み進めながら「この調子で5編は辛い」と思ったのですが、B以降は視点が違っていたのでホッとしました。伊藤くんがイタすぎます。自分を見ているみたい。実希に恋するクズケンも自分みたい。矢崎莉桜はなんかイヤ。
読了日:05月04日 著者:
柚木 麻子りさ子のガチ恋♡ 俳優沼 (集英社文庫)の
感想@suama_sweetnam さんのtweetを見て購入。恐い。松澤氏が書いているところが恐い。こういった事例を見ているのだろうと思わされてしまって恐い。自分がリサ子の様ではないかと思い、恐い。
読了日:05月15日 著者:
松澤 くれは脳には妙なクセがある (新潮文庫)の
感想p.260〜、対話的な学習の効果の高さが実証されているという話。旧態依然とした考え方を持った学校の先生に読んでもらいたい部分。p.277〜、言語は思考ルールであるということ。語彙の豊富さが認知力に影響を与えているという話。p.358〜、ヴィパッサナー瞑想の訓練をしてみたい。
読了日:05月20日 著者:
池谷 裕二ニッポンおみやげ139景の
感想綺麗な写真や絵を見ました。読んだというより見たという感じですが、ステキなお土産を沢山知ることができました。役に立ちそう。140番目、141番目は自分で見つける!
読了日:05月31日 著者:
豊嶋操やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につけるの
感想@OKETA 氏の講演に出てきたから購入。PART3をどう読み解くかが鍵。
読了日:06月11日 著者:
アンジェラ・ダックワース三びきのクマ―トルストイショートセレクション (世界ショートセレクション)の
感想トルストイの作品集とは知らず、ヨシタケシンスケの表紙に惹かれてジャケ借り。「人は何によって生きるか」と「火を消せ」がよかった。大人向けに翻訳された別の本も読みたくなった。
読了日:06月16日 著者:
レフ トルストイマスカレード・ナイトの
感想山岸尚美がコンシェルジュなのは全てラストシーンのためなのか。すっごい伏線に驚かされました。実際のコンシェルジュは本作の結末のような対応をしないだろうとは思いますが、面白かったのでOKです。
読了日:06月30日 著者:
東野 圭吾部長、その恋愛はセクハラです! (集英社新書)の
感想目から鱗が落ちる思いでした。この本の理屈どおりならば、女性から男性へのセクシャルハラスメントっていうのはほとんどありえないってことになるのかな?パワハラも同じように起きるのではなかろうかと感じました。生き難い世の中になったものだとも感じます。
読了日:07月01日 著者:
牟田 和恵女子大生つぐみと古事記の謎 (ハルキ文庫)の
感想@kujira1016 さんの新刊を見落としていました。滅多に入らない某書店で偶然の遭遇。一気に読めました。草薙剣がオリハルコンでできているっていうのはありそう。イスカンダルってそういう意味だったの?駄洒落は発見できませんでした。まさか主人公の名前自体に何かの仕掛けが?↓https://twitter.com/kujira1016/status/1015956663499571200
読了日:07月09日 著者:
鯨統一郎僕らの青春: 下町高校野球部物語 (光文社文庫)の
感想「下町探偵局」も読まなくちゃ!センパイはじめステキな登場人物が沢山。高校生もいいけれど、大人達がまたいい感じ。そう思うのは、きっと、大人達に感情移入できる年齢になったからだろう。御都合主義は「エースの系譜」並みだけれど、どちらもエンターテインメントとしてOK。
読了日:07月09日 著者:
半村 良クラスメイツ〈前期〉 (角川文庫)の
感想中学校1年生の成長を、生徒一人ひとりの視点から観察できる。中学校の先生って幸せだろうなぁ。……などと。
読了日:07月13日 著者:
森 絵都クラスメイツ〈後期〉 (角川文庫)の
感想A組の残り12人。タイトルの通り秋から。水泳部に勧誘されるのはアレだけれど、B組じゃなくてA組でよかった。もしも中学校の先生が、クラスの一人ひとりをこれだけ観察できていたら生徒は幸せだろうな。視点を変えると見えてくる世界も変わってくる。24の視点。
読了日:07月13日 著者:
森 絵都対人距離がわからない (ちくま新書)の
感想自分は「脱抑制型愛着障害(脱抑制型対人交流障害)」に相当するものであろうと思います。名前がわかってよかった。で、発達障害も重ねて持っているんだよなぁ。厄介なヤツ>自分。お付き合いくださっている皆様、ありがとうございます。
読了日:07月21日 著者:
岡田 尊司新版 総理の値打ち (新潮新書)の
感想点数に偏りを感じた。著者の @TONKATUOOJI 氏は「ファシストのパンク右翼」を自称する(していた?)とのことで納得。「はじめに」前半に書かれていることにはある程度納得できるけれど、評価基準の解釈は著者の主観に過ぎないことを意識して読まなくてはならない。良心的な著者なら、「はじめに」に、せめて「おわりに」にその旨を明記するべきと思うが、ない。いいとこのおぼっちゃま達の思想を代表しているのかも知れないと思ってしまう。
読了日:07月22日 著者:
福田 和也バカの壁 (新潮新書)の
感想語り口が乱暴。独善的。読んでいて気分が悪くなる。だけれど、そういう人がいるんだということを理解することと、語り口で判断せず内容で判断することが大切だと感じた。そういうコトができないのが「バカ」らしい。一次方程式のくだりは、わかりやすく書いたつもりなのかも知れないけれど、数式的にはでたらめ。もっと小さいところで「校閲かけてるの?」って感じるところがあった。養老孟司だからって間違えないわけではないだろう。新潮社にはしっかりやってもらいたい。新書の価値が下がる。
読了日:08月25日 著者:
養老 孟司誰も教えてくれない 男の礼儀作法 (光文社新書)の
感想既読と気付かず購入して再読。前回の感想と大して変わらなかった。今回は、座っているとき、歩くときの姿勢を意識しようと思った。https://bookmeter.com/books/161299↑がオススメ。
読了日:08月25日 著者:
小笠原敬承斎PTA不要論 (新潮新書)の
感想同じ著者の「県立!再チャレンジ高校」が面白かったので購入。大分前に読了した川端裕人氏の「PTA再活用論」と比較検討。積極的に関わった川端氏に対して、黒川氏は否定的な立場の様に思えた。具体的な例についても、同氏の主張を強化するもののみを取り上げている。違う考え方に寄り添う雰囲気を感じなかった。「PTAは不要だ」とするあまり、一部に事実誤認または、「不都合な真実」を書いていないように思う。次は「誕生日を知らない女の子」を読む(購入済み)
読了日:08月25日 著者:
黒川 祥子保健室の恋バナ+α (岩波ジュニア新書)の
感想大変興味深く読むことができた。中学校、高等学校の学級文庫(なんてものがあるのか?)にあったらいいと思った……が、手に取るのも恥ずかしがるかも。職員室で先生方が読むのがいいかな。で、こそこそっと、気になる生徒に話をしたり、紹介したり。
読了日:08月25日 著者:
金子 由美子質問する,問い返す――主体的に学ぶということ (岩波ジュニア新書)の
感想よっぽど気になるタイトルなのだろう。自宅本棚にあるのに購入して再読。既読感をたっぷり感じながら読了。質問する能力は大変大切。オトナが身に着け、コドモに適切な問いを発することにより、コドモの質問力は向上し、自ら学ぶ態度が育つように思う。p.72の幼稚園のエピソードは心に刻んでおきたい。p.84〜の「『だって』が大事」も大事。友達同士教え会える雰囲気作りができたら学級経営は成功したも同然。p.96〜のエピソードは、学校の先生方に紹介したい。教員の役割ってなんだろうって考えてもらいたい。
読了日:08月25日 著者:
名古谷 隆彦自分探しと楽しさについて (集英社新書)の
感想楽しいもの・面白いものは与えられるものではなく、自らが見つけ出すものである。何を楽しい・面白いと感じるかは人それぞれだから。ってなことが書いてあったのだと思う。
読了日:08月25日 著者:
森 博嗣愛×数学×短歌の
感想@asunokibou 氏企画。数学短歌を集めて本になさいました。数学短歌を集めるだけで終わりにしないで、ストーリー仕立てにするとは素晴らしい発想。今度会ったらサインをもらおう。いつかさんのイラストがかわいらしくて、ストーリーにマッチしていてステキです。
読了日:08月25日 著者:
横山明日希浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族 (講談社文庫)の
感想@aoyagi_ 氏に質問。p.210の1行目、『6x=120+5x/12』は何を表す式?もしかして、『6x=120+x/2』の誤り?例によって無理を感じるけれど面白かったです。天秤の問題。解けるけれど、どう考えたら作問できるんだろう。20世紀型の教育を受けてきたから、自分で問題を創るのが苦手(ということにしてください)
読了日:09月17日 著者:
青柳 碧人競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功 (朝日選書)の
感想フィンランドの教育の話。(そう言えば、 @aiaia89 さんにフィンランドメソッドの本を貸しっぱなしだった)フィンランドでは、教育は福祉の一部ということだそうだ。そういうやり方も、確かにある。(と言うよりも、フィンランドは成功している)なるほどなぁ。
読了日:10月07日 著者:
福田 誠治七月に流れる花 (講談社タイガ)の
感想毎度のことながら、読み始めたらすぐに引き込まれ一気に読んでしまう恩田作品。いい読後感なんだけれど、なんだかなぁっていう感じも残ってしまいました。
読了日:10月10日 著者:
恩田 陸LD(学習障害)とADHD(注意欠陥多動性障害) (講談社+α新書)の
感想例示が多く読み易い。日本におけるLDとADHDの歴史もわかり易い。LDやADHDと思われる登場人物が出てくる小説や映画の紹介があり、それらにも手を伸ばしたくなる。第6章は多くの方が目を通すことによってLD/ADHDのみんなが生きやすい社会になると思う。そしてきっと、LD/ADHDを理解できずにイライラしていた人にとっても生きやすくなると思う。明日、オフィスに持っていき、目立つところに置いておこうと思う。誰かが関心を持ってくれますように。
読了日:10月14日 著者:
上野 一彦未来を変える目標 SDGsアイデアブックの
感想中高生に読んでもらいたい本。 #僕らの一歩が世界を変える!
読了日:10月14日 著者:
Think the Earth文明の災禍 (新潮新書)の
感想第4章「風土」、特にp.123「グランド・デザイン」を読むためにこの本に出会ったと思わされました。街づくりに限らず、協働で創造活動をするときには、何を創るかを文学的・文化的に共有することが必要なのだと思います。
読了日:10月16日 著者:
内山 節まんがで知る教師の学び2――アクティブ・ラーニングとは何かの
感想どこかのSNSで話題になっていた本。出来過ぎだけれど面白い。解説もコラムもじっくり読みたい一冊。話題になっていたので2から読み始めたけれど、シリーズ他作も読むつもり。
読了日:10月16日 著者:
前田康裕中野のお父さん (文春文庫)の
感想お父さんの二宮の友人が送ってくれる落花生……は秦野産かな?
読了日:10月16日 著者:
北村 薫忍びの国 (新潮文庫)の
感想p.359「自らの欲望にのみ生き、他人の感情など歯牙にも掛けぬ人でなしの血は、いずれ、この天下の隅々にまで浸透する」というのが筆者のもっとも言いたかったことではないかと思わされた。また、この言葉を物語の世界の予言のように錯覚してしまった。そのくらい、物語の世界に引き込まれてしまった。
読了日:11月22日 著者:
和田 竜ルージュ: 硝子の太陽 (光文社文庫)の
感想誉田ミステリーの真骨頂。読ませられました。ノワールも早く読まなくちゃ(文庫化はいつ?)そして、既読本も読み直して、人名辞典を作らなくちゃ。(「誉田哲也 All Works」には頼らない)
読了日:12月09日 著者:
誉田 哲也八月は冷たい城 (講談社タイガ)の
感想「七月に流れる花」と対になる作品。恩田陸らしい不思議な世界観。「七月に流れる花」で状況を理解していたので、それほどのドキドキわくわく感がなかった。
読了日:12月09日 著者:
恩田 陸未踏惑星キー・ラーゴ (新潮文庫)の
感想@kajioshinji3223 さん大好き!夢があって罪がなくて、みんなが幸せ。カバーイラストが漫画の神様?こんな絵柄も描いていたのですね。解説は小松左京。豪華メンバーだ。
読了日:12月09日 著者:
梶尾 真治わたしのグランパ (文春文庫 つ)の
感想石原さとみ主演の映画は2003年だったらしい。宣伝番組を観て、垢抜けない感じの石原さとみを見て、これからどんなに大化けするのだろうと思ったことを思い出します。今や押しも押されもせぬ大女優ですね。当時、映画を観ていなかったので、本書でストーリーを確認しました。DVD等で構わないので、映画も観たみたいです。
読了日:12月09日 著者:
筒井 康隆よっつ屋根の下の
感想短編5つの連作。少しずつ時計の針が進み、最初の「海に吠える」から最後の「ひとつ空の下」までざっと10年が経過。滋の正義感に共感。華奈が捕らわれていた呪縛にも共感。呪縛から解き放たれるにはかなりの長い時間が必要。一世代かかっているとも読み取れる。我が家もそうかも知れない。ハッピーエンドでなにより。兄弟姉妹・従兄弟姉妹っていいな。意識していなかった犬吠埼の名前の由来を初めて知りました。
読了日:12月09日 著者:
大崎 梢幸福の増税論――財政はだれのために (岩波新書)の
感想@ideseminar facebookで話題になっていたので購入。岩波新書なのに読み易い(深く読めば違うのかも知れない)ので、引き込まれて一気に読んでしまった。12月16日、著者に会いに行きたくなりました。https://www.facebook.com/events/262075077989739/
読了日:12月09日 著者:
井手 英策SOSの猿 (中公文庫)の
感想「私の話」と「猿の話」が交互に続く。2つの話が段々近付き、後に全ての伏線を回収。登場人物の相互関係は難しいけど、相関図等は不要。子供用のでよいから「西遊記」を読みたくなりました。
読了日:12月21日 著者:
伊坂 幸太郎読書メーター